[ポレポレ農園主のトレンドライン]

2012年 2月15日〜18日

2012/02/15 (Wed) 火鉢

火鉢

義父から見事な火鉢を譲り受けました。
大きさは大人の両腕で円をつくったくらい。腰が痛くなるくらい、ずっしり重い。
期待以上に日本間にうまく納まりました。

炭の準備を考えながら、脇の石油ストーブからエアコンまで見回す。
木材⇒石油⇒電気 あとはウランかな。

先日のダボス会議で俳優の渡辺謙がスピーチをしていました。 そこで彼は
「足るを知る」 ということをあの独特の表情を交えて英語で訴えていました。
格好いい。

炭を上手く熾せない自分がいる。。。。by農園主

2012/02/16 (Thu) 記憶力

君津という新天地で、新しい仕事を始めるのですから
自然と初対面の人と知り合う機会が増えました。
それは有難いことですが、悩みは顔と名前の一致。。。

「同じテーブルの10人の名前、簡単に覚えられます」(B.フィールディング 三笠書房)
このタイトルですから、思わず手に取りました。

ひとつ実践しようと思っていることは、
初対面の相手を見るときに様々な感性を駆使し、それを整理するということ。

例えば
視覚では、相手の顔の特徴だけでなく、髪型であればその質感までを見る。
目であればその表情を見る。体形は中肉といった体型ではなく、形を見る。
耳を使って、その声の質までを聴く。
鼻では、香水をかぎ分ける。
触覚を使って、握手の感触やその人の動作を見る。
直感で社交的か積極的かなど性格を想像する。

ポイントは
短期記憶から長期記憶に移行させることができれば、ずっと覚えていられるので
そのためには、情報をいい加減に処理してはいけない、ということだそうです。

(なるほど。あれ?本の作者は誰だったかな by農園主)

2012/02/18 (Sat) 東庄のプロフェッショナル

東庄町は千葉県銚子市から北へ20キロの街。

そこにイチゴの観光農園としては、先駆者的な存在の1つである磯山いちご園があります。

今回は磯山さんに話を聞きに行きました。
評判通りのアイディアとバイタリティに溢れる農業経営者。

「オレも、初めは借金して、10aのハウスを建てたのだけど、台風ですぐにつぶされてね。
参ったけど、もう一度借金して、建てることにした。
面積はこの際だから、2倍にしてやってみようと思った。
それがなかったら、ここまで頑張れなかったかもしれない。こじんまりやってたかな。」

そして、今までお世話になった人、教えをもらった全国の農家の人たちの名前を挙げながら
「人の話を聞きにいきな。それでいいと思うものをマネしていくんだよ。」
「オレでよければ、いつでもおいで。何でも教えっから。」

私が、サラリーマンを辞めたこと、これから君津で始めることを話すと
「夢を持ってやることが一番楽しいこと。
やってみたいこと、いいなあと思ったことはやったらいいよ。」

そして最後に
「でもね、欲かいてはダメだよ。」

優しい目でした。

(深いことを簡単な言葉で言えるからプロフェッショナル by農園主)