2012年 6月24日〜6月30日
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2012/06/24(Sun) 似ている?
リミ・ママから、メールが届いた。
ポレポレ農園の近況をお知らせしている「農園's Now」を見ての感想である。
先週(6/16)、イチゴの子苗がランナーでつながっている様子を
「子苗3兄弟」としてご紹介したところ、
「子猫3兄弟」とリミ・ママは読み間違えたらしい。
子猫たちの様子は。
子猫3兄弟の写真。
・・・・!!!
動物まで手を広げるか!?
ポレポレ動物園併設
急いで開いたら写真が苗だった。
少しほっとした。
でも少し残念だった。
どうしてネコって読んだんだろう・・・・
なるほど、字は似ている。
でも、リミ・ママの言う通り、なぜ苗の字?
どうやら、2つの解釈があるようだ。
苗には、「か細い」という意味があり、体も鳴き声も「か細」ところから、猫になった。
苗は「ミョウ」と読み、鳴き声に似ているところから、猫になった。
両方とも興味深い説である。
ただし、稲もイチゴも苗たちは「か細く」見えるが、大変たくましい生命力をもっている。
( 写真は、本人に似ていない by 農園主 )
2012/06/25(Mon) 大人のおやつ
昨朝、ハウス内でランナー留めの作業をしていると、
親子3人が 「おはようございます!」 と訪ねて来た。
近所に住む小学校低学年の姉弟が、母親と連れ立っての見学である。
朝の散歩に出かけた途中に寄ったようだ。
母親とお姉ちゃんは、先々週も覗きに来たので2回目。弟は初めてになる。
「ランナーは、親苗から子供の苗に栄養が送られるパイプなんだよ。」
イチゴ農家からのワンポイント・レッスンである。
「へその緒みたいですね。」母親が感心する。
「苺の字にある母はそういう意味もあるそうですよ。」
すると、弟から質問である。
「親たちはどうやって栄養取ればいいの?放っておいて大丈夫なの?」
「いいわけないでしょ。」お姉ちゃんがピシャリと答える。
姉弟ともに親思いのようである。
子供の時分、夜中にトイレに起きると両親が高価な甘いものを
食べていたような記憶がある。
( 両親は覚えていないと言い張る by 農園主 )
2012/06/26(Tue) 内示
ポレポレ農園建設の補助金が、ついに承認を受けた。
準備は1年がかりになったが、本年度予算での承認であることから、
6月中に内示が出されるのは、異例の速さなのである。
これで8月末には本舗ハウスが完成するので、定植時期には無事間に合う。
イチゴの生育スケジュールを考慮した上で、
千葉県と君津市の農政担当の方々が、仕事を進めてくれた努力の結晶であり、
若き精鋭たちの猛烈な推進力の成果である。
感謝を通り越して、誇りに思う。
( 凄いでしょ、ここの皆は by 農園主 )
2012/06/27(Wed) 入札
内示を受けて、入札を行った。
ポレポレ農園の建設を施工する業者を選定するためである。
補助金を使うので、公的な手続きが必要になる。
事前に配布した仕様書に基づいて、見積もり金額を提示してもらい、
最低金額の業者に依頼する。
見積書の開封は市役所の会議室で行い、写真も撮る。
きっちりした手続きである。
入札は、施工業者にとっても、門戸が平等に開放されるのでメリットがある。
しかし、せっかく資料を作っても落選することがある。くたびれ儲けだ。
だからと言って、フテ腐れているようでは、いけない。
どんな業界でも、手間ひまかけての空振りは、日常茶飯事である。
他方、農業界で競争原理がうまく働いていないのは、
発注者たる農家にも責任がある。
「共存共栄」と「甘やかし」を混同していないか。
業者と真剣に対話する労力を惜しんではいけない。
( それがガチンコ入札 by 農園主 )
2012/06/28(Thu) 契約
入札を受けて、契約した。
請負契約書にサインし、収入印紙を貼るのだが、
これが分不相応に高額で驚いた。
ところで、これって一体何だろう?
印紙税法に拠って経済取引に課税される、とある。
(「やさしい印紙税」 大蔵財務協会編)
契約書が取引内容を「証明する目的」で作成されると、課税対象となる。
世の中の領収書も本来は同じ扱いで、税額は100万円以下であれば一律200円である。
印紙を貼らない場合は、翌月までに申告納税するのがルール。
ちなみに、収入印紙の有無で文書の効力が変わるものではないそうだ。
また、電子文書であれば、印紙が貼れないから非課税。
消費税の増税法案と同じくらい納得感はない。
でも、大人しく印紙は貼った。
( 納税は義務だから by 模範的国民 )
2012/06/29(Fri) 着工
契約を受けて、ついに着工となった。
ポレポレ農園の建設工事が、本格的に始まる。
工程は、いちご狩りができる本舗ハウスと育苗ハウス(2号)を建設し、
その後、高設栽培システム、暖房機を設置する。
配水・配油管と電気工事を含め、2ヶ月間の工期予定である。
梅雨の天候も厄介だが、真夏の暑さは、職人たちには一層厳しい。
パイプは熱くて持てなくなるらしい。
「サワディーカップ! 久しぶりデスネ」
育苗ハウス1号の建設時に頑張ってくれたタイ人達が登場した。
太陽の国からの助っ人だ。
きっと、いい仕事をしてくれるはず。
( 時々、アイスを差し入れよう by 農園主 )
2012/06/30(Sat) クジ運
10月に「ちばアクアライン・マラソン」がある。
コース設定がおもしろい。
木更津から海ほたるまでのアクアラインの橋を往復8km、
東京湾の真ん中を走ることができる。
さぞかし気持ちがいいだろうと憧れて応募したが、
嫁とともに2人で落選した。
落胆する気持ちがある一方で、いざ、はずれると、
トレーニングしなくていいのかとうれしい気もするから複雑だ。
応募数は、定員1万5千人のところ、2万7千人。意外に少ない。
昔からクジ運はないほうだが、倍率2倍以下で2人とも落選か。
しかし、1人だけ当選するのも、かえってややこしいかも知れない。
どちらかは出場しないのに、練習だけつきあうことになるからだ。
今回は、イチゴに専念しなさい、という神の思し召しと納得しよう。
( 試合がないと練習しないタイプ by 農園主 )
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