2012年11月25日〜12月1日
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2012/11/25(Sun) ワイヤー切り
緑色の金網フェンスはよく見かけるが、
それを編んでいる緑色のワイヤーも実は買える。
720m巻き、これを30cmの長さに切って2400本作りたいので、
本日はその作業。
これにさらに手を加えて、イチゴの実がなる枝(果房)が折れないように、
クッションを作るのが目的で、そのための部材の一部がこのワイヤーだ。
完成形は、師匠のハウスで確認済み。
師匠の仕事は手早い。しかも、仕上がりは美しい。
創意工夫を楽しむから、二百姓(百姓×2)は優に超えている。
( 今日で四姓くらいになったか by 農園主 )
2012/11/26(Mon) アランのこと(リンゴ編)
草はなんでもよく食べる。
しかし、朝露に濡れ水分を含んだ草などは、食べすぎると下痢をするから、
干し草とバランス良く食べることが大事である。
自分でもわかっていて、ある程度は考えて食べているようだ。
好物はリンゴ。これには目がない、というか、目が真剣になる。
昨日、すっかり仲良くなった近所の親子3人が、アランに好物を持って来てくれた。
しかも長野にリンゴ狩りに行ってきたお土産という、蜜たっぷりのリンゴである。
本当は狂喜乱舞したいはずなのに、
お客さんの前だからなのか、落ち着いて食するアランなのであった。
( やせ我慢 by 農園主 )
2012/11/27(Tue) 寒波到来
暖房機をセットアップし、今晩から予想される寒波への備えをする。
気温が7℃以下になると、自動的に稼動するように設定しておく。
イチゴ栽培での最低気温は10℃以上にするよう指導する他県もあるそうだが、
6〜7℃以上が合理的。師匠もそう考える。
温度が高いと開花や成熟は早く、収量は多いが、果実は小さくなり、糖度は下がる。
低温でじっくり果実を肥大化させると、糖度は上がるが、収量は落ちる。
経営判断を求められるテーマなのである。
( この暖房機は50m先まで温風が届く by 農園主 )
2012/11/28(Wed) 第3次工事
駐車スペースの造成を開始した。
仕上がれば普通車20台、大型バス3台はOKだ。
人の集まる農園になるといい。
農園は、君津インターから9分なので車での来園はそこそこ便利な距離だ。
実は、徒歩でも来園可である。君津駅から歩ける(少し頑張れば)。
駅から2キロの距離なので、若干遠いのだが、、、。
最近は、自動車を持たない家庭も多い。若いカップルでも車は必需品ではないという。
女性同士のグループなら、免許がないこともあるだろう。
それでも、「イチゴ狩りに行ける!」と思ってもらえたらうれしい。
( 完成は近い by 農園主 )
2012/11/29(Thu) 晩秋
隣の畑では、大豆の収穫に大忙し。
アランは、草取りに余念がない。
( 秋深し、なのである by 農園主 )
2012/11/30(Fri) 結実開始
今月初めに咲いたアキヒメ(章姫)は、花びらが散り始め、
青い小さな実がつき始めた。
この品種は、食感が柔らかく甘い。 女性や子供に人気だ。
イチゴは開花してから、15日かけて実になる細胞を増やしていく。
その後、10日間はその細胞の肥大化が始まる。
そして、陽を浴びながら赤く着色していくのである。
( 一足飛びにはいかない by 農園主 )
2012/12/01(Sat) ミツバチに学ぶ(花の色の巻)
ミツバチは、おおよそ2キロの範囲で花蜜や花粉を集める。
体重の3分の1にもなる花粉を1回の飛行で巣に持ち帰ることもあるというから、
この点は確かに頼もしい。
しかし、働きバチは1日に多くて15回くらいの往復回数だそうだ。
しかも晴れの日限定だから、もう少し、頑張ってもいいような気もする。
彼女たちの特長は紫外線が見えること。
葉の陰に隠れやすいイチゴの小さな花をすぐに見分けることができるのは、
紫外線に反射した白い花びらが、鮮やかな色に見えているからだとされる。
( どんな色なのだろう by 農園主 )
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