2012年12月9日〜12月15日
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2012/12/09(Sun) ねぎ坊主
同じものばかりを追いかけていると、思考がワンパターンになったりする。
債券や為替や株やCDSと分野を変えていくと、別のものが見えたりする。
だからと言って、それで相場に勝つこともないのだが、視野が広がる楽しさはある。
近くの大先輩から、「赤たまねぎの苗に余りがあるけどいる?」と聞かれた。
イチゴでも手一杯なのだが、野菜や米作りには常に興味がある。
「やってみます」 譲っていただいた。
仕事はまず、仕上がりを想像することから始めることにしている。
新鮮な赤たまねぎのサラダには、サウザンドレッシングか、しそドレッシングか。
収穫時期は、5月ころ。ねぎ坊主だらけにならなければ。。。
HPの農園マップのように、少しずつ野菜畑を増やしていきたい。
( 玉ねぎを切ると人一倍、涙が出る by 農園主 )
2012/12/10(Mon) やりぬくこと
営業マンが、新規のお客さんにアプローチを始めた場合、
どれくらいの回数を通えば、まともに相手をしてもらえるようになるか。
平均13.5回だそうだ。
週一回の訪問として3か月と少しである。
ところが、大抵の営業マンは、平均11回の訪問でギブアップ。
あきらめているという。(「電通鬼十則」 植田正也著)
あと、2〜3回だったのに。。。
この手の経験は誰しもがあるところだ。
高校生を口説き落とした球団がある。
当事者の真剣かつ爽やかな表情から、交渉経緯がフェアプレーであったことが想像される。
この球団が、昨年のドラフトでも信念を貫いたことも、今となっては美談だ。
今回の球団の訪問回数は、13.5回程度ではあるまい。
「やりぬくこと」なのだ。
( オバンドーが好きだった by 農園主 )
2012/12/11(Tue) 公僕の一日
農業振興を担当する市役所の若き精鋭から朝一番で電話があった。
これまで、農地探し、家探し、補助金の申請などすべてを手伝ってもらっているので、
連絡は頻繁にもらうが、少し様子がいつもと違う。
「農園の開園は、いつになりましたか?」
「料金は決まりましたか?」
「駐車場は?」
その後も何度となく、焦ったように問い合わせがあったので、
「何かありましたか?」と尋ねると、
「実は、秘書課から問い合わせがありまして。。。
市長が農園に激励に伺うという話が進んでます。」
聞けば、強面の天使が後押ししてくれた話のようである。
何ともありがたい。
夕方、暗くなってからも連絡があった。
「日程は、来週でよろしいでしょうか」
精鋭は、一日仕事になったようである。
( 当日は同席できないらしいが by 農園主 )
2012/12/12(Wed) 凹凸
三舟台にある大先輩の畑を訪ねたら、
それまで大豆畑だったところに、長ネギを植えていた。
「昔は手で全部植えていたけどね、今はあっと言う間だよ、見てな。」
苗がテープで全てつながっているので、この機械で引っ張っていくと、
なるほど、綺麗な列をつくって植わる。
苗を植えた溝の両脇は、距離を十分にとってあり、土で盛り上がっている。
これは、ネギが伸びてくると、そこに土を盛って畝を立てていくための準備だそうだ。
「最後には、凹凸が逆転するのよ」
奥さんのみつ子さんが、楽しそうに笑う。
( これが、段取り by 農園主 )
2012/12/13(Thu) 用意、ドン!
最強クラスの寒気団だそうだ。
12月上旬としては、数十年振りの寒さというのもわかる。
軽トラックのフロントガラスが、毎朝凍るので、
お湯をかけてから出かけている。
ハウスに到着すれば、暖房が入っているので、ホッと一息。
この暖房機、実はもう一つ仕事を兼務している。
二酸化炭素の発生機である。
燃焼後に出るCO2をイチゴに施用する。
光合成の三要素(残りは光と水)であるCO2の濃度を高めると生育に効果がある。
大気中の濃度は300〜400ppm、これを1500〜2000ppmまで高めることが、
最適であるとされる。これらのデータは海外が先行しているようだ。
この機械もオランダ製、当地では暖房機というより、
二酸化炭素発生機として認知されているというから面白い。
毎朝、日の出前には濃度を十分に高めておく。
光合成のロケットスタートを切ってもらうためである。
( Ready Go! by 農園主 )
2012/12/14(Fri) 掃除当番
農園のトイレが完成した。
リフォーム専門の工藤さんがこだわった「農園らしいトイレ」は、
木の温もりと清潔感のある心地よい空間になった。(狭いけれど)
友人たちの助言を聞き、暖かい便座とウォシュレットは取付けた。
人は、綺麗なものを汚すことには抵抗があるが、
一旦汚れてしまったものには、抵抗感はなくなる。
コンビニのトイレでよく張り紙を見かける。
「いつもきれいに使っていただき、ありがとう」
効果はあるのだろうか。
皆、そろそろ見飽きたのではないか。
ないよりは、いいか。。。
( トイレ掃除担当 by 農園主 )
2012/12/15(Sat) 100%
考えてみれば、我が家の唯一の自慢かもしれない。
投票率は100%である。
自分の投票した候補者が当選すれば、「当たり」、
落選すれば、「はずれ」と呼んで、毎回テレビの開票速報に釘づけだ。
ただ記憶では、「はずれ」の方が多いから主流派ではないと自覚している。
さて、今宵の経営会議(夕食)は、明日の投票について。
イチゴ以外の議題もたまにはある。
( 今回は「当たる」予感 by 農園主 )
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