[ポレポレ農園主のトレンドライン]

2013年3月17日〜3月23日

2013/03/17(Sun) 馬とイチゴ

ご来園の馬橋さんグループから写真をいただいた。
馬も喜ぶいちごの味、ご満足いただけたようだ。
竹馬もこの顔で楽しんでいかれたのは、言うまでもない。

[写真]お馬さんがイチゴを摘んでいるところ

[写真]お馬さんがイチゴを食べようとしているところ

謎の美女3人組、その明るさとパワーから芸人さんかと思いきや、
「普通に仕事してますよ〜」と言う。
職場を一度のぞいて見たい。

( 次回は、アランとのツーショットで by 農園主 )

2013/03/18(Mon) 桜ごはん

[写真]お客様からの差し入れ

お客様からいただいた差し入れ。
桜の花の塩漬け、そして菜の花も入っている。
もち米ご飯との相性は、美しさだけでなく、
本当に美味しい。

見渡せば、桜が咲き始めている。
ウグイスが数日前から鳴き始めている。
桜ごはんをいただきながら、旬に疎くなっていることにハッとさせられる。
旬を楽しむことが、最高の贅沢。

( ポレポレでいこうよ by 農園主 )

2013/03/19(Tue) 思いやり

「いちご狩り」に抵抗があるイチゴ農家は、少なくない。
大事に育てている株や実を粗雑に扱われるからであり、
また、ハウス内を汚されたりするからでもある。

しかし当園では、これまで残念なマナーのお客様はほとんどいない。
皆様「上品」なのである。これは誇りでもある。
ハウス内にゴミやいちごの食べかすは落ちていない。
あれだけ小さいお子さんが多いことを考えると、
ご両親のモラルに感服する。

いちごを採りそこなって、地面に落としてしまうことだってある。
ゴミ袋に入れるだけで、あとから来る方がうっかり踏んで、
靴が汚れることはなくなる。

( マナーとは、思いやりかも by 農園主 )

2013/03/20(Wed) 五十番

東京、神楽坂の中華料理店。ここの肉まんは大きいだけでなく、
ジューシーで旨い。銀座の百貨店にも出店する有名店だ。
この近所に住んでいたこともあって、時々、食したくなる。

[写真]東京・神楽坂

銀行に勤めていたころの(初めての)後輩が来園。
この好物を持参してくれた。
新人の時から肝っ玉の据わった彼女は、
上司、先輩、取引先、誰にも動じず接していた。
それを買われてか、銀行では初めてとなる女性総合職の
地方支店への転勤第1号のメンバーに選ばれた。
さぞかし不安もあっただろうが、
一言「頑張ってきますね〜」と名古屋へ出発して行った。
当地で旦那様と出会った彼女、全てをいい方向に持っていく。
新人のころから英語が上手かった彼女は、今は外資系の企業で働く。
やさしく、肝っ玉母さんを持つ二人の子供は、幸せだ。

( 14年振りの再会 by 農園主 )

2013/03/21(Thu) シーズン開幕

[写真]来シーズンの苗をプランターに植え付けた様子

先日、種苗会社から親苗が届いた。
この苗は、バイオ技術で生長点の細胞から育てたもの。
初代は遺伝的に変異が起きやすいので、二世代目が親苗として選ばれる。
セカンド苗と呼ばれ、無菌の苗である。

この親たちから、来シーズンの苗を増やし育てていく。
最終的には12,000株にまでにするのだが、
まずは、親苗を元気に成長させるために、専用の土を入れたプランターに植え替えを開始。
新しい顔ぶれと接しながら、久しぶりの育苗ハウスでする仕事に、
原点を感じる。
今シーズン中に、来シーズンの開幕。
いちご屋も結構、忙しい。

( アランは、隣の畑で居眠りだ by 農園主 )

2013/03/22(Fri) アランのこと(昼寝編)

昼におにぎりを頬張った後、畑の真ん中でゴロッと寝転がった。
少し風はあったが、気持ちのいい日差しにウトウトする。

近くにいたアランは、草を食べるのに飽きると脇に来て、
自分の足に頭突きしたり、靴下をかじったりしていたが、
しばらくすると、うつらうつら、足を枕に船を漕ぎ出した。

[写真]子ヤギ・アランが農園主の足を枕にしてお昼寝をしている様子

山羊の1日の平均睡眠時間は、3時間程度と聞いた。
アランは、この点では突出した才能があるようだ。

( 寝る子は育つ by 農園主 )

2013/03/23(Sat) レンギョウ

家の裏山では、レンギョウが咲き乱れている。

[写真]家の裏山に咲くレンギョウ

昨年の春先も見事だったが、今年はそれだけではない。
周辺では、桜が咲き、梅が咲き、菜の花も咲いている。
賑やかなのもいいが、自然が娯楽の当地では、少し惜しい気もしていた。
ひとつひとつ、じっくり楽しめる方がいいと思っていたからだ。

本日、来園されたお客様に言われた。

「この辺りで桜の綺麗なところありますか?
いちごと桜で得した気分ですよ。」

( 旬は素直に楽しむべし by 農園主 )