2013年5月5日〜5月11日
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2013/05/05(Sun) リアリティ
GWの連休を利用して遠方からご来園いただく方が多い。
泊まりがけでの関東満喫ツアーである。
昨日、新潟県から来られたご家族は、
なんと、ディズニーランドとポレポレ農園との組み合わせだ。
「楽しい思い出になりました」とメールをいただいた。
ディズニーランドは、言わずと知れたエンターテイメントの巨人。
その「ホスピタリティ(心からのおもてなし)」は一流であり、
スケールには少々、、、差があるものの、当園が学ぶところは多い。
思い切って、当園と較べてみた。
ビッグサンダー・マウンテン vs 竹馬
ジャングル・クルーズ vs カメのクロちゃん
ピーターパン空の旅 vs シャボン玉
スペース・マウンテン vs 凧
ミッキー vs アラン
( ん、意外にいい勝負? by 農園主 )
2013/05/06(Mon) 春の挑戦
GWが無事終了した。連休の間は休まず開園できた。
実の数が揃っていたからである。
味についても、
「この時期はね。。。正直あまり期待していなかったのだけど、
美味しくてびっくりです。」
リピーターの方が褒めてくれた。
春先には、アブラムシを始め様々な虫が、
いたずらをすることで、色や味が落ちたりする。
また、暑さで実が柔らかくなり食感が落ちたりもする。
品質を保つのは、寒くても暑くても楽な仕事ではないが、
及第点はもらえたようで、ホッとしている。
イチゴの実はカラッカラになったが、
これは皆さまの満足感の表れとして、嬉しい眺めでもある。
もう一度仕込み直して、今月はもう少し営業を続けてみるつもりである。
( また明日から by 農園主 )
2013/05/07(Tue) クロちゃんです ( 孤高のカメ編 )
引っ込み思案がなかなか直らない。
普段の動作はあれだけのんびりしているのに、
人の気配に首を引っ込めるスピードは、瞬く間である。
毎朝、市販のカメ用の餌をひっこめた顔の近くに置いている。
「ご飯だよ」と声をかけるのだが、
こちらがしばらく見ていても顔を見せることはない。
いつも根負けして仕事に行く。
しばらくして戻るといつもきれいに平らげている。
カメは視覚、嗅覚には優れ、聴覚もあるそうだ。
警戒音を聴くためである。(「カメのきた道」平山廉 著 )
しかし、鳴き声は出さないので仲間とコミュニケーションをすることはない。
無口なのである。
( いつ打ち解けるだろうか by 農園主 )
2013/05/08(Wed) 二重奏
育苗ハウスでは、来シーズンの親苗を育てている。
昨年のありとあらゆる失敗を思い出しながら、慎重に挑んでいる。
この苗の仕上がり次第で来年の味が決まるからだ。
一方で、本圃ハウスでは「今」のいちごを世話している。
今月いっぱい、いや来月まで楽しめる実が目標である。
したがって、この時期はイチゴを異なる時間軸で接している。
収穫と育苗の仕事が重複することを「大変だね」と言われるが、
この時間の厚みを実感することが、結構楽しかったりする。
( 仕事、好きでしょ by 農園主 )
2013/05/09(Thu) アランのこと ( カカト編 )
雑草が日々、急成長している。
負けないくらいアランが元気だ。草刈りの主担当として大活躍である。
土手を上り下りしている頼もしい姿に、ふと気付いたことがある。
「後ろ足の膝は、内側に曲がるものなの。。。?」
犬も猫も似たような足の形状だ。
調べたら、ここはカカトだそうだ。(「ゾウの鼻はなぜ長い」 加藤由子著)
そう言えば人間も内側に曲がるのはカカトだ。
アランの後ろ足の膝を探したら付け根の辺りにあった。
「へ〜っ、ここ」なのであった。
調子に乗って、体中触りまくった。
指は4本なんだとか、耳の奥には人間と同じ凹凸があるんだとか。
その間、彼は黙って座っている。時々むにゃむにゃと反芻をしながら。
すくっと立ち上がった彼を見ると、
知らぬ間に足が伸び、大人の男になりつつあることを知る。
生後8カ月。
1年間は体が成長すると聞いている。
( モデル立ち by 農園主 )
2013/05/10(Fri) 5月のかなみひめ
暑くなってきたハウス内で仕事をしていると、
汗が背中を流れる。
3時におやつを差し入れてくれた近所の方から、
「疲れた?」と見破られてしまう。
しかし、イチゴは疲れを知らず、生き生きとしている。
GW後、ご予約の電話が静かになった。
この時期は閑散期になるとは聞いていた。
「5月のイチゴは期待できないから」
お客様の声も聞く。
この誤解を解くのは、生産者の責任。
イチゴは、寒い冬の時期にも今の爽快な季節にも、
変わらず精一杯の実を生らしている。
( 啓蒙活動の開始 by 農園主 )
2013/05/11(Sat) 母の日の円安
日銀の「異次元緩和」を契機に円安が進行しているそうだ。
輸出企業は、突如として軒並み増益に転じている。
何かヒット商品が生み出されたわけではないらしいが、
兎も角、株高は演出され、にわかに熱狂的な雰囲気である。
明日の母の日は、子供たちが小遣いを握りしめて花屋に向かう日。
カーネーションの値段は2割高になっていると聞く。
半数は海外(主にコロンビア)からの輸入物だからだ。
それぞれにそれぞれの円安がある。
だから、浮かれてばかりもいられない。
持っていた外貨預金はわずかだったが、
安倍政権前に全額解約済みだ。
( 。。。ショック by 農園主 )
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