[ポレポレ農園主のトレンドライン]

2013年6月9日〜6月15日

2013/06/09(Sun) 変わらないもの

半年振りに上京した。
折角のランチをどこに行こうか、ウキウキ迷った挙句、
当時近所にあった定食屋を訪ねた。
昼でも夕方でも行列のできる人気店だ。
ところが、店の前に来て驚く。店名が変わっている。
「えっ、君津から楽しみに来たのに、まさか。」
店内をのぞくと、店主は同じだ。メニューは当時の半分くらい。
目当ての定番メニューもない。

新店舗の進出と撤退。ご無沙汰している間に、時代は流れていた。
「メニューの復活は、昔のお客さんから言われるのですが、
当分は無理かなと。。。」店主が笑いながら言う。
確かに厨房の中にいる人数を見れば納得する。
今回は、店主渾身のお薦め新メニューを堪能させてもらった。

ビジネス拡大の難しさを感じるとともに、
いつでも食べられる定番の味とは、勝手な思い込みだったことを知る。

( ポレポレ・スピリットは不変でありたい by 農園主 )

2013/06/10(Mon) 晴耕雨読?

会社人のころは、外の天気を気にしたことはほとんどない。
夜明け前からオフィスに入り、帰りはすでに暗くなっていたから、
気にする暇がなかった、とも言える。
今や、三度の飯と同じくらいの興味の対象が、天気予報だ。
テレビは、それだけのためにあるようなものである。

本日の天候は、この時期にしては気温が低く、太陽も出ていなかったので、
ハウスの中で仕事をするには最適の日であった。
これを逃す手はないと朝から、昼休みもそこそこに日暮れまで、
しっかりと働き、育苗ポットの土入れは10,000個近く準備できた。

[写真]育苗ポットの土入れ作業の様子

明日は雨?
なんの、蒸し暑くなければ、ハウスなら雨でも仕事は出来てしまうのだ。

( 晴耕雨耕 by 農園主 )

2013/06/11(Tue) Shame

突然、オスプレイの訓練を自宅の上空で行いたいと聞いたら?
橋下市長のやり方はさて置き、ハッとさせられた。
沖縄の方々に過酷な負担を強いていることを知らない国民はいない。
 「しかし、他人事になっていませんか?」
のど元に刀を突き付けられた気がした。
 原発も同じだ。制御不能とわかったモンスターであっても、
再開を望む声を聞く。経済のために必要だからだそうだ。
 「それでは、ご自宅の隣に建設しますがよろしいですか?」

国のため、地域のために市民が我慢しなければならないことはある。
しかし、「なぜ自分達だけが?何のために?我慢するのか」
 身の回りにはこの手のなぜ?はたくさんある。
そこに理屈が通っているなら、我慢もできようが、
 「もし、理不尽な我慢を押し付けられた場合は、どうしましょうか?」

( 我慢が苦手 by 農園主 )

2013/06/12(Wed) クロちゃんです( 孤高のカメ編 その2 )

当園に来て1ヶ月半になるが、なかなか心を開かない。
毎朝、餌をやる前には声掛けを続けているが、すぐ首をすくめる。
そして、人の気配がなくなるまで、相変わらず食べないので、
彼の食事中を目撃したことはまだない。
帰りに覗いたが、顔を隠したまま水中にプカプカしている。

[写真]水桶の中でカメのクロちゃんが浮いている様子

カメを飼ったことのある人に言わせると、餌には寄ってくるようになると言う。
もっとも、彼は、少なくとも5年以上は野生で生きてきたのであるから、
順応は簡単ではないのかも知れない。 

それにしても、人がいなくなるとすぐに「メェ、メェ〜」と呼ぶアランとは随分違う。
ヤギは、集団行動するので、「仲間といっしょにいたい」「守られたい」
という欲求が本能的にある。
だから、「寂しい」という感情があると動物学では考えるそうだ。
逆に言うと、単独生活を送る動物は「独りでいたい」という欲求があると考える。

彼がこちらの挨拶にも「そっとしておいて」と感じているならば、
仲間になろう、というのはお節介ということかも知れない。

( それでもいいのだ by 農園主 )

2013/06/13(Thu) 出世への道

 「そんな話は聞いていない」
会社人のころ、何度となく上司から聞かされたセリフだ。
 「えっ?」
狼狽えても、稟議書がなければ、あとの祭りなのである。
だから、今回の加藤コミッショナーの発言には驚かない。
 出世競争は減点方式であるから、
管理職は責任を最小限にするインセンティブがある。
その意味では、「潔さ」や「男らしさ」は、
勝ち残るためには大敵とも言える。

今や農園での競争と言えば、
アランとの駆けっこ(全く付いていけない)か、
クロちゃんとの我慢比べ(勝てる気がしない)程度だから、
このセリフを使う機会はなさそうだ。
 当時の仲間たちは言えるようになっているのだろうか。

( 複雑だ。。。 by 農園主 ) 

2013/06/14(Fri) アランのこと( 梅雨 編 )

彼は水が苦手だから、雨の日はしぶしぶ小屋の中で過ごす。
しかし、こうも雨が続くとさすがに「ヤメェ〜」と鳴く。
雨が一時的に止んだわずかな時間に外に出して気分転換をさせる。

[写真]草を食べようと首を伸ばすアラン

勇んで草を探し行くが、もちろん草は濡れている。
水分を含んだ草は下痢になることを覚えたので、口にしない。
いくら探しても同じだ。

[写真]濡れていない草を探すアラン

最後には、鼻息で雨露を吹き飛ばしてから食べ始めたのであった。

( いつでも機嫌がいいのが長所だ by 農園主 )

2013/06/15(Sat) 役割分担

株抜きの作業が遅々としている。
昨シーズンの株を鎌で切り取っていくのだが、
来年の苗の準備が優先されるので、つい後回しになってしまう。
5,000株位は抜き取っただろうか。
それでもまだ、半分に届かずといったところだ。

[写真]ベアハウスの株抜きが半分終わったところ

来週には、引っ越しも予定されている。
役割分担をして、嫁が家で引っ越し準備の専担となっているのだが、
何度か経験していることもあって、進捗が早い。
家に戻ると段ボールの山が次々と出来ている。
すでに8合目まで到達している。
水を大きくあけられた感あり。
こちらの出番は、思い出の品々の整理か。

( 多分、そのままだ by 農園主 )