2013年6月16日〜6月22日
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2013/06/16(Sun) 横綱の稽古
あの北の湖関に勝って、初優勝した時のことを
第58代横綱千代の富士が言っている。
「稽古だけはしっかりできていたから、付いてきた結果だと思うんです。
稽古の貯金という言葉がありますが、しっかりやっておいて、蓄えて、
そしてそれからまた続けていくんだっていう前向きな気持ちになれたのです。」
(「横綱」 武田葉月著)
寝貯めや食い貯めができないように、
稽古や練習も貯めることができないものと思っていた。
しかも継続しなければ、無になるキツイ作業と思い込んでいた。
しかし、日々の稽古で貯めた分をいざと言う時に使える、
いわばポイントカードのようなものと考えれば、
また明日から貯めよう、いや毎日貯めておこうと頑張れる。
15日間の場所中は、5日間ずつに区切ってまぁ、4勝1敗でいいだろう、
みたいに考えるようにしていたという。大横綱のメンタル・コントロールだ。
気持ちの持ち方で、見える景色は大きく変わる。
( 肩の力を抜いて by 農園主 )
2013/06/17(Mon) 引っ越し日
「昼は食べずにこのまま、、、やっちゃいます」
こちらはそうはいかないので、人数分のおにぎりを買って渡すと、
ピストン輸送の合間に汗だらけのまま車の中で頬張っていた。
今日頼んだ引っ越し屋さんの若い3人衆だ。
2年前に東京から君津に来た時にもお世話になった業者。
確かに前回も今回も「仕事きっちり」だ。
農園近くの家へ引っ越し。
イチゴやアランの様子を伺いに、歩いても行ける距離になったから、
何かと便利になる。
アランも上機嫌に見えるが、
これは、多分、長雨がようやく止んだからだろう。
新居の寝室も風が気持ちいい。四方に窓がある部屋は初めてだ。
( 負けずに、仕事きっちり by 農園主 )
2013/06/18(Tue) 真夏日のテレビ
東京では今年初の真夏日になったとネットで知る。
引っ越したばかりの家にテレビと新聞はない。
テレビを観ることはほとんどなくなったと言う友人は増えている。
大型テレビは、年に数回、サッカー中継を楽しむ位だとか。
情報の取り方や時間の過ごし方は多様化し、
確かに、必需品ではもはやなくなったような気もする。
このまま、無しの生活でもいいような。。。
ドラマティックなノンフィクションは観たいのだが。
( 農園は涼しい風のある一日だった by 農園主 )
2013/06/19(Wed) オセロかチドリか
親苗からのランナー(ツル)は順調に発生している。
長雨の間に雑草が伸び放題になっているが、
それを上回るくらいだ。
特に、「かなみひめ」が元気。昨年と同じような快調なペースである。
そして、新品種「おいCベリー」も増殖力がある。
どこまで、充実した苗にできるか楽しみである。
「やよいひめ」は7月以降の加速力が驚異的なので心配していない。
気がかりは「紅ほっぺ」だ。
今は順調でも、梅雨明け以降の暑さでランナーの発生が止まりやすい。
元来が、水分とチッソを欲しがる品種なので、
先枯れ(ランナーの先端が枯れて、そこからの増殖が止まる)が、
起きやすいのである。その前に目途を付けておきたい。
オセロのようになっているのは、ポットの間隔を空けているため。
こうすると、クラウン(根元)のしっかりした大苗になる。
全ての品種で、オセロをきっちりと埋めていくことが、
これから1ヶ月の目標になる。
( チドリとも言う by 農園主 )
2013/06/20(Thu) OKサイン
引っ越しの片づけをしていたら、面白い本が出てきた。
タイムリーな片づけ指南本だ。
片づけした後になぜすぐに散らかるのか、常々不思議だった。
誰が、一体この部屋(自分の部屋)を散らかすのか。
人のせいにしてみるが、残念ながら他はありえないのである。
「たとえば、片づけでキレイなったテーブルの上に一番初めに
置いたものは何か。これをOKサインと呼んでいます。
散らかることにOKを出した合図、というわけです。」
(「魔法のかたづけ収納術」 小松易著)
なるほど、その瞬間からすでに散らかっていたのか。
だから、最初に置いたものは何か(新聞とか鍵とか)を意識して、
その置き場所を決めていきなさい、というわけだ。これなら実践できそうか。
「明日でいいや、と思ってるとあっという間に部屋中が散かります。
ちょっと面倒でも、その場でさっさと片づけてしまいましょう。」
これは、少しハードルが高いか。
「もったいない、いつか使えるかも、というのよくあるフレーズですが、
そのいつかは、本当にやってくるのでしょうか。
漠然としたいつかは、永久に来ない可能性のほうが高いのです。」
これは、耳が痛すぎる。
( 続ければ3週間で習慣化するらしい by 農園主 )
2013/06/21(Fri) しめ縄
新居の大家さんから、「これはこのまま置いておいてね」と
真っ先に言われた代物だ。
第61代横綱北勝海関のしめ縄、まさに「横綱」の名の由来に当たるものだ。
土俵入りの際にこれを締めたそうだから、
相撲好きの人にはたまらない価値のあるものに違いない。
ナントカ鑑定団に見てもらいたいくらいである。
この横綱は、体も大きくなく(181p)、
千代の富士に陰に隠れた地味な存在だった記憶が強い。
「素質っていうのは、肉体的なことだけじゃない。精神的素質というか、
がんばれる力というものも素質なんだから」(「横綱」武田葉月 著)
出世前の関係者からの評だそうだ。
今なら、なおさら格好いい横綱と思える。
( オープン・ザ・プライス! by 農園主 )
2013/06/22(Sat) 日独伊の出会い
君津に移住した2年前からずっと気になっていた店だが、
訪れる機会がなかった。
「Silver Bird」 は、伊製のオートバイ(DUCATI)を扱う店だ。
通りすがりに展示車を遠目に眺めてはいたが、店の入り口がわからなかった。
先月から愛車のバッテリー交換をしたかったのだが、
この独製のバイクは、バッテリーがタンクの中に潜っているだけでなく、
その形状も特殊であり、自前では無理だ。東京まで持っていくか。。。
近所のホンダのバイク屋に相談してみたら、ここを紹介してもらえた。
ご主人は、29年前にこの店を始める前は、
フリーのグラフィック・デザイナーをしていたという。
無類のバイク好きが抑えられず、転身したという。
販売することよりも、創ることが好きだと言い切る。
だから、エンジン以外を自分でデザイン、設計、作成し、
オリジナルのバイクを創り上げる。
この筋では、有名人だった。東京、神奈川からはもちろん、
全国から飛行機に乗って訪ねてくるらしいのだ。
灯台下暗しだった。
( 君津って、すごい by 農園主 )
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