[ポレポレ農園主のトレンドライン]

2013年9月15日〜9月21日

2013/09/15(Sun) 準備OK

本圃ハウスの土作りの準備が終わった。
苗の定植前に準備をしておかなければならない作業は、
少なくない。暑い中であっても。
 高設ベッド内の土を耕し、肥料を補充し(一部には酵素を入れ)、
その後再び耕す。そして土の補充をする。
土の補充は、高設専門の培土をベッドに補充していくのだが、
一袋40リットルは結構重い。
4日間かけ、最後の作業を今朝ようやく終えた。

[写真]土作りが終わった本圃ハウス(ベアハウス)の様子

その後雨の中、台風への備えもできることはやって、ほっと早めの帰宅。
少し時間ができたので、久し振りにレンタルDVD店に出かけてみたら、
台風の上陸情報に脅された?ご家族で大混雑であった。
なるほど、皆考えることは同じだ。

( 午後はびっくりするような晴れだったが by 農園主 )

2013/09/16(Mon) モウレツ

台風一過。
君津では、昼ごろから暴風があったものの、当園ハウスの被害はなかった。
資材を覆っていたビニールシートが200m先まで飛ばされていたくらいだ。
あの対策を施した受付ハウスの入り口サッシは、今回はなんとか無傷であった。
工夫した甲斐は、少しはあったようである。

[写真]台風対策を入口ドアに施した受付ハウスの様子

ただ、支えに組んだ木の柱とパイプが強く擦れた後が残っていたので、
猛烈な風の威力がうかがえた。
 風の音を気にしながら、自宅で過ぎ去るのをじっと待っている時間は、
なんと長かったことか。

( アランの元気な声に救われる by 農園主 )

2013/09/17(Tue) 新しい朝

[写真]早朝5時、農園から見た朝焼けの空の様子

早朝5時の空は、身が引き締まるような景色である。
今朝の気温は14℃、上着がいるくらいになって来た。
季節は黙っていても着実に進行している。
イチゴたちはそれをきっちりと感知し、生長に変化を起こす。
驚くべきメカニズムである。

一方で、我々人類は平等に与えられた時間を自由に使う。
自分の意志でだ。こんな贅沢な話はない。
しかし、そこには厳しさもあるから簡単ではない。

( 青紫色は、夜明け前の一瞬 by 農園主 )

2013/09/18(Wed) 予想

花芽分化は昨年よりも早いのではと言われていたが、
検鏡の結果、昨日時点でも分化は確認されなかった。
予想は、はずれるものと相場経験から身に染みているので驚きはない。

気象庁の週間天気予報が面白い。
各曜日の予報について「信頼度」なるものがA、B、Cのランクでつけられている。
Aランクは、降水適中率86%の予報だが、
Cランクは56%、これは世のディーラー同様、ほぼ当てずっぽうの域である。
「日曜日以降の天気は、雨かな、晴れかな」
当人達が、自信がないと言っているのだから、
テレビの予報でもそれを伝えてあげたらいい。

( 分化はいつかな by 農園主 )

2013/09/19(Thu) 満月

昔から「播種は満月、定植は新月」と言われるそうだ。
月と植物の関係、農業への応用は興味深い話である。

地球上の万物は、太陽・月・地球の引力による潮の満ち干に
深く関係することは知られている。

カメなどの海の生物は、満潮時に産卵する。
「満月の夜には、犯罪率が上がる」とのデータもあり、
「満月の日には相場が荒れる」との都市伝説もある。

月の満ち欠けによって、植物の樹液の流れに変化があることが
研究されており、まんざらでもない分野なのである。

( コンピューターが参入する相場への応用は無理か by 農園主 )

2013/09/20(Fri) 夜盗虫(ヨトウムシ)

ヨトウ蛾の幼虫のことだ。写真の掲載は、控えておく。。。 
イチゴだけでなく、野菜の葉を穴を開けながら暴食するいけない虫である。
勢いがつくと厳しい被害になることも。
日中は土に隠れ、夜に活動することからそう呼ばれる。

昨年の10月には、相当数の穴を開けられ難儀した。
今年は早くから用心してきたが、すでに数か所で穴を発見。
しかし、「害虫」とは呼びにくいところもある。
お互い生きていくのに必死なのだろうから。

( 夜遊び好きは困る by 農園主 )

2013/09/21(Sat) なりゆき女子デート

CORK(コルク)」が取材されたテレビ放映を観た。
はしのえみと椿鬼奴が「なりゆき女子デート」と称して、
日本初、花とワインのセレクトショップを訪れるという内容だ。
店内の心地よさは放映にもよく出ていた。
店員の親切な対応も。

先日、訪れた時に気に入ったものを当園でも飾っている。
ワインに添える花瓶は、試験管のようなtubeと、
コルク木地でできた一輪挿し、ともに長く使えるものだ。

[写真]受付カウンター上に置いた、お花で飾られたCORKのワイン2本

「花もワインもなくなるものだけれど、花瓶があれば、
再利用してずっと贈り物として残るでしょ。」
社長のこだわりである。

( こだわりの日本酒も鬼奴に呑ませてほしかった by 農園主 )