[ポレポレ農園主のトレンドライン]

2013年12月15日〜12月21日

  2013/12/15(Sun) アランのこと( お手伝い編 )

アランの普段の仕事は、主に草刈りなのだが、
最近は雑草の勢いが衰えているので、
暇な午後には、我々の仕事を積極的に手伝ってくれる。
今日は、お客様用の雨よけアーケードのビニール張りだ。

「アラン、足場が悪いから、しっかり押さえていてね」
「メェ〜」(ガッテン、承知)
[写真]農園主が上っている脚立を足で押さえて支えるアラン

「メ?」(次は何するの?)
「向こうでシートを持っているから、アランはこっちから引っ張って。
 思いっきり。そうしないとシートがピンと張れないから。頼むよ。」
「メヘッ」(やってみる)
[写真]農園主からビニールの端の引っ張り方を教えてもらうアラン

「アラン、引いてっ」
「ガムッ」(よいしょ)
[写真]口でビニールの端を一生懸命引っ張るアラン

「もっと強くっ」
「メェ〜エ〜」(もう、む、無理)
[写真]ビニールを引っ張っていたけど「もう無理!」とのけぞるアラン

 こうして皆で協力し合いながら、夕方までには何とか張り終わった。
もし、シートに歯形があれば、それはアランのもの。

( 雨もりがあってもご容赦 by 農園主 )

2013/12/16(Mon) ランチの王様( アジフライとアジのなめろう in さすけ食堂 )

外観は、普通のラーメン屋さんなのだが、
ここのアジの定食が旨い。肉厚で、ぷりぷり。
刺身でよし、フライでよし、なめろうでもよし。
金谷漁港の近海(秘密の場所)で獲れるアジは、
脂がのり金色に輝くので、「黄金のアジ」と呼ばれる。
一般市場には出ない希少なアジだそうだ。

[写真]富津・さすけ食堂のアジフライ定食とアジのなめろう

土日は行列ができるので、早めに入店したい。
「お刺身がなくなることもあるけど、平日ならね」
ブログの写真を子供のように自慢する女将さんが隣に座っている。
たしかに、今日は月曜日であった。

( 帰路は幸せ気分 by 農園主 )

※ 農園から車で約35分。
 ※ 公式ホームページ : http://sasukeshokudou.com/

2013/12/17(Tue) 帆を上げて

新年は元日からスタートするのが一般的だが、
いちご屋は少し早い。
12月下旬、クリスマス前後から新しいシーズンが始まる。
いちごの青い実が、赤く明るんで、
「明けまして、おめでとうございます」となる。
その意味ではカレンダー通りの年末・年始というお正月休みはない。
すでにシーズン真っ只中だからである。

受付ハウスの片づけと掃除を始めた。
来週前半には、店頭での販売を開始できるのではと期待し準備している。
いちご狩りは、、、何とか年内には(と願っている)。

 半年振りのマサイクロスである。

[写真]受付ハウス内正面カウンターの背面にマサイクロスと取り付けた様子

( そろそろなのだ by 農園主 )

2013/12/17(Tue) わずかなカイゼン

来園されたお客様にコーヒーやお茶でくつろいでいただくため、
ウォーター・サーバーを休憩スペースに置いている。
しかし、お湯の注ぎ口の位置が低かったので、
小さなお子さんが時々触ろうとして、ドキッとする場面もあった。
幸い、火傷をするようなことはなかったが、
今シーズンはオープンを前に設置台を新調した。
子供の手は届かないが大人には使いやすい高さで、安定性のある台。
ありそうで、なさそうで。 ようやく見つけたのがリビングボードとやら。

[写真]受付ハウスに新たに設置したリビングボードとその上に乗せたウォーターサーバー

( よく収まった by 農園主 )

2013/12/19(Thu) 「かなみひめ」の今

ほんのりと赤るみ始めた。
完熟にはもう少しかかりそうだが、
ハウス内にはすでにあの香りが漂う。

[写真]いちごの実が半分だけ赤く色付いてきた“かなみひめ”

この2日間の雨模様は、大事な時期だけにうらめしい。
昨シーズンに「桃のような」とファンになっていただいた方々から、
「まだですよね?」コールが聞こえてくる。

( もう少しだけ by 農園主 )

2013/12/20(Fri) なぞとき

米国株と米ドルが元気である。
米国の金融政策は、量的緩和の「出口」へ向かうそうだ。
緊急事態への対応から正常化へ向かうということなのだが、
リーマンショックからわずか5年である。
日本のバブル崩壊後のデフレ状態は、20年以上が経つので、
このスピード感には「本当なの?」と、つい疑いを向けたくなる。

「シェールガス」、これをキーワードにしてみたら腑に落ちた。
シェールガスは、数100年に1度のエネルギー革命を起こすと言われる。
これまで採掘が困難だったこの天然ガスの利用を可能にしたのは米国だ。
コストは圧倒的に安く、そのため米国企業は人件費の高騰する中国からすでに
国内に回帰しているという。 (「シェールガス革命」 泉谷渉著)

覇権国の地位が揺らぎ始めていた米国だが、
埋蔵量が世界最大ということもあり、一気に復活するとの期待が高まっている。
そう言えば、電気自動車や太陽光発電の普及が足踏みしている理由も
ここにあるのかも知れない。 
アドバルーン が街から消えたことも。

( 勝手にガッテン by 農園主 )

2013/12/21(Sat) 幟(のぼり)の準備

イチゴの花が、次々と結実しているので、
ハウスの通路一面には花びらが散り積もっている。

[写真]ブルハウスの通路の様子(奥までの長さは40m)

1,000uの広いハウスを掃き掃除するには40分かかる。
これが2面。。。
少しサボると倍以上の時間を要することが、昨シーズンの経験だ。
「整理整頓はこまめに」
小学校の先生から言われた教えを実感したので、
今年は、今から意気込んでいる。

さて、実の状況であるが、
新品種の「おいCベリー」が、期待以上に充実した食味になって来た。
明日から店頭での売り出しを少し始めたいと思っている。
昨シーズン使った懐かしい「直売所」ののぼりを引っ張り出す。
近所の方々は、これを目印にしてくれていた。

( いざ by 農園主 )