[ポレポレ農園主のトレンドライン]

2014年1月26日〜2月1日

2014/01/26(Sun) ジャイアン

お客様が全員帰られた夕方、ハウス内の掃除をしていた。
イチゴの実の状況を確認しながら、掃き掃除をする。
すると、今朝見た完熟した実でそのまま残っているものがある。
形がきれいな三角形ではなく、不恰好である。
「摘み取ってもらえなかったか、その器量では。」
さらに後片付けを続けていると、今度見つけたのは落し物だ。

[写真]ドラえもん・ジャイアンのフィギュア

5センチくらいのジャイアンのフィギュア。
本名は確か、剛田武。自分勝手で乱暴者だが、
この憎まれ役の彼が好きな子もいるのだ。

落とし主の方、ご連絡を。

( 何かホッとする by 農園主 )

2014/01/27(Mon) たかがハウス、されど

夏場に活躍した育苗ハウスは、今は一時的に資材置き場になっている。
そのハウスのビニールがカッターのようなもので切られていた。
昨晩の間だろうか、人が入れるくらいにきれいに切り取られている。
何かを物色しに侵入したのだろうか、
イチゴ農家からすれば結構いい資材はあるが、一般的に金目のものはない。
どうやら、イチゴの苗を数株持ち去ったようだ。

すぐさま警察を呼び、器物損壊で被害届を出した。
指紋採取、靴跡の採取をしてもらい、
事件として犯人を「逮捕」してもらうためである。

軽犯罪を野放しにしておくと、治安が乱れ、重犯罪へと繋がっていく。
割れ窓理論である。
「パトロールを強化します。徹底的に」地元警察からの言葉だ。

( 君津の治安維持のために by 農園主 )

2014/01/28(Tue) イチゴのステンドグラス

嫁のかつての同僚の方から、プレゼントをいただいた。
写真でうまく撮れないのが大変残念なのだが、
ステンドグラスに「WELCOME」と彫ってあり、その文字の周りには、
イチゴと花と葉が透かし絵のように散りばめられている。
立体感を持ってガラスから浮き出てくるから、繊細ながらも迫力がある。

[写真]開園祝いに頂いたステンドグラスのウェルカムボードのガラス部分

プレゼントしてくれた彼女が創作してくれたのかと思いきや、
(そのつもりだったらしいのだが)
普段教わっている菅原任先生に熱が入って、仕上げていただいたとのこと。
海外での受賞経歴も多数、ティファニーの公認修復士でもある方。
イチゴを並べているワゴンに飾らせていただいた。

[写真]開園祝いに頂いたステンドグラスのウェルカムボードをワゴンに飾った様子

( イチゴに品格 by 農園主 )

2014/01/29(Wed) イチゴ記念日

先日、お孫さんたちとご家族で来園された方からメールをいただいた。
仲のいいご家族が楽しむ姿は、農園の雰囲気を和ませてくれる。

抜粋させていただいた内容をご紹介。

「つやつやで、大きくって濃い赤の大勢のイチゴ達に迎えられ、
皆が“ニンマリ”魅力的な実には青々とした葉も凛とし健康的。
やよいひめの香りと甘みに堪能させて頂きました。
大勢のお客様をお迎えされ、さぞやお忙しくていらっしゃるのに、
ハウスの清潔さもポレポレ農園の魅力ですね。
トイレまでに屋根が設置されて・・・
小1の女の子は車酔いをしながらでしたが、海ほたるで小休止した後から、
元気になり、たっぷりいちごを頂いた後には竹馬に挑戦、
ようやく1・2・3歩、歩けたようです。
お世話好きの幼稚園年中の男の子は、大きなイチゴを見つけては、
皆にサービスをしてくれました。
高設苗台に隠れてしまいますが、名前を呼ぶと手を高く上げ振ってくれます。
お返事は返ってきませんが、大粒イチゴがお口にいっぱいで無理もありません。
可愛いんです。
娘婿が“来年も来ようね”と言いながら駐車場を後にしました(大きく頷きましたよ)。
楽しい思い出いっぱいの イチゴ記念日でした。」

[写真]いちごハウス内の高設ベッドの間から、小さなお子さんが手のひらだけを伸ばして返事をしているところ

( 背が伸びて顔が見えるようになるのも、すぐ by 農園主 )

2014/01/30(Thu) セルフサービス

農園の休憩スペースにコーヒーと紅茶を用意している。
インスタントではあるが、開園前やいちご狩りの後に、
のんびりと過ごしていただくためである。
本来は無料サービスにしたいところなのだが。。。
紙コップ(ミッキーの絵柄)やウォーターサーバーなどの原価をお願いし、
“できるだけ50円”として、皆さまにセルフで飲んでいただいている。

[写真]受付ハウス内のコーヒーコーナーの様子(紙コップ、スティクコーヒー、マドラーを並べています)

「これでは、赤字でしょ」
時々、来園者に心配されるのだが、器に入れられた金額とコーヒーの利用数は、
毎日きっちりと一致する。
先日、48円入っていたこともあるが、苦労の後が見られご愛嬌だ。
そうかと思えば、数百円余計に入っていることもある。
ミッキーの紙コップをほしがるお孫さんに、いくつも紙コップだけを
買ってあげる方がいるようだ。

( コーヒーコーナーにもドラマがある by 農園主 )

2014/01/31(Fri) ランチの王様( 白身魚の甘酢あん in SUSHI DINING 遊 )

昼時には女性のグループで賑わう店、だから間違いない。
白身魚の甘酢あん、酢があまり得意ではないのにハマる。
ほくほくした魚とトロけるような玉ねぎにしみたそのタレが絶妙。

[写真]君津・SUSHI DINING 遊 の “白身魚の甘酢あん定食”

その他の魚料理も大変充実。
刺身定食はもちろん、煮魚では2種類の魚が楽しめる。
そして、定番の寿司定食では、肉厚のコハダが絶品。

この店のもうひとつの人気はデザート。
「豆乳ムース」(女将さん曰く)は、甘すぎず、
上にかかった黒蜜がコーヒーと兎に角、合う。

[写真]君津・SUSHI DINING 遊 の “豆乳ムース”

( 一品ごとに丁寧な料理 by 農園主 )

※ 農園から車で約10分。
 ※ 店舗情報 : http://tabelog.com/chiba/A1206/A120603/12028823/

2014/02/01(Sat) 再会

昨シーズン来園された若い二人が再来園。
「無事におつき合いが続いていたら、また来ますね」
笑いながらそう言っていたのが1年前の今日だった。
爽やかなカップルは、イチゴだけでなく、写真も好きで、
見事なショットを後日送ってくれた。

[写真]2輪のいちごの花が仲良く咲いている様子

「おかげ様で続いています。遠距離ですけど」
福島県と神奈川県、それでも「結構、会ってます」と。
変わらず爽やかな二人だが、仕事が充実しているのだろう、
少し大人びて見えた。

― 彼女かわいいから、心配だね。
彼氏にそう言うと
「気が抜けないです。」
笑いながらも、包容力のある眼差しが印象的だった。

( 今年はどんな写真が撮れただろうか by 農園主 )