2014年2月16日〜2月22日
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2014/02/16(Sun) 前へ
週末の湿った大雪。
一夜明けての朝、ハウスを見渡すと形状がおかしなハウスがある。
ドーム型の屋根のはずが、フラットな屋根に見える。
あれ?近づいてみると陥没しているではないか。
育苗ハウス1号の屋根が潰れてしまっていたのだ。
今は、専ら資材置き場になっている。
イチゴが入っている本圃ハウスではないので、
いちご狩りに支障はなく、ほっとしているが、
育苗が始まる春までには、建て直さなくてはいけない。
遮光ネットを張ったままだったことが、
積もった屋根の雪を滑り降りにくくした。
どうやらこれが敗因だ。
スキを見逃さない自然の厳しさを思い知らされる。
気落ちしている場合でない。お客様はいちごを楽しみにしてくれている。
19歳の金メダリストのコメントを聞いて、ズシッときた。
「金メダルを獲って言うのも何ですけど、ちょっと悔しいと思います」
気持ちの持ち方に年齢は関係ない。
( まだまだ、これから by 農園主 )
2014/02/17(Mon) アランのこと ( 雪遊び編 )
2度の大雪にアランも戸惑い気味の様子だった。
しかし、小屋にいつまでもじっとはしていられない性格(たち)。
「メエ〜、メ〜」遊ばせてほしいとアピールする。
こういう時は野太い声だ。
本来、ヤギは水が嫌いと聞いている。
雨や水たまりなどは避ける、はずなのだが、
雪上をカモシカのように散策すると、今度はスキップするように
受付ハウスの周囲をダッシュする。
雪には、ステップを切った力強い蹄の後が残る。
そして、最後はいつものおっとりとした顔で空を見上げる。
見栄を切っているような姿に、
雪かきや壊れたハウスの仕事を忘れ、笑いをもらう。
( 役者だ by 農園主 )
2014/02/18(Tue) ヒカレ 〜未来へ勇敢に行こう〜
豪雪の残した跡は、凄まじいことになっている。
北関東の広域で、イチゴ農家のハウスが倒壊してしまっていると聞く。
断片的な情報を総合すると、地域によっては8割以上が。。。
再構築のコスト負担は容易ではなく、被害にあった農家によっては、
面積を半減、あるいは止めることを考えざるを得ない方もいるという。
胸と胃が痛い。
先日の大雪の翌日に来園されたお客様から、
「雪の影響は大丈夫でしたか?」
心配しながら、手作りパウンドケーキを差し入れてくれた。
ほんのりと温かみのある甘味をじっくり味わいながら、
ほっぺと同時に涙が落ちそうになる。
我々農家には、大勢の味方がおられるのだ。
( だから、頑張れる by 農園主 )
2014/02/19(Wed) 季節限定
二番果がようやく始まった。
この最初の果実(頂果)は相当な大粒になり、味覚も充実する。
サイズは、大粒専用のトレー(8粒入り)にも、入り切らない場合もあるので、
丸型のパックに詰めている。
そもそもこの丸パック、本来は粒サイズと形の不揃いなイチゴを詰めるためのもの。
少し値段も割安なサービス品で、密かな人気商品でもある。
いつも販売できるわけではないのだが。
そこにシーズンに何度もない大粒を「今」は入れている。
( レアでしょ by 農園主 )
2014/02/20(Thu) ランチの王様 ( インドカリー in ナンハウス )
「A弁当、デスヨネ」
インド人の作るここの本格カレーを500円で持ち帰りができる。
お気に入りのチキンカレーに、
熱々のナンとサフランご飯の両方が付いてくるのが嬉しい。
カレーの辛さも5段階から選べるが、
今のところ4止まりで、3に落ち着いている。
( 匂いを気にして、休園日のみの楽しみ by 農園主 )
※ 農園から車で約11分。
※ 店舗情報 : http://tabelog.com/chiba/A1206/A120603/12021268/
2014/02/21(Fri) カメとクジラ
昨シーズンに続いて、「三井アウトレットパーク木更津」とのコラボ企画。
スタンプラリーである。
君津地域のいちご園でスタンプを押して、アウトレットに行くと、
ほぼ全店舗の「割引クーポン」がもらえる。
おまけに「チーバくん(千葉県のマスコットキャラクター)のシール」と
「カメかクジラの消しゴム」が付いてくる。
どこまでうれしいかは人それぞれだろうが、
飲食店の飲物サービスもあり、お得感はある。
( スタンプとシール、子供にはテッパン by 農園主 )
2014/02/22(Sat) 19時10分の男
久し振りに、彼に会いに出かけた。
待ち合わせ場所は、日本武道館である。
登場は、約束の時間よりも早すぎず、遅すぎずの10分遅れ。
いつも通りである。
エリック・クラプトンの来日公演は、今回が(本当に)最後と囁かれる。
これまでのどの演奏よりもエネルギッシュで、本気だったことは確かだ。
五臓六腑の奥まで、彼の奏でるギターが響き渡る。
それが、「これがラストだから」なのか「まだまだ、やるぞ」なのか。
本意はこの際どちらでもいい。
同じ時代に生きられたことが、財産なのだから。
( 「神の手」は健在 by 農園主 )
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