[ポレポレ農園主のトレンドライン]

2014年4月13日〜4月19日

2014/04/13(Sun) お客様の声

[写真]真っ赤に色づいたおいCベリー

おいCベリーの人気は、根強い。
2番果の小粒と3番果の大粒が重なったことで、
「おいCベリー祭り」のような1日になった。
少し酸味が出てきたものの、濃厚な味覚なので、
老若男女から気に入られる。

その一方で、いっしょに食べ比べた品種の中で、
「紅ほっぺが、いいですね」
この感想を聞くと、こっそりとガッツポーズを取ってしまう。
今季は、大きなテーマを持って臨んだ「紅ほっぺ」だから。

すでに来季の苗作りは始まっている。
同じ4品種を育てる予定であるが、
今季とはまた違うアプローチで、少しでも進歩したいと
あれこれ思案中である。

( 褒められて伸びるタイプ by 農園主 )

2014/04/14(Mon) ポレポレ自慢( 練乳編 )

[写真]いちご狩り用の練乳&ヘタ入れカップ(左側に練乳、右側に摘んだイチゴとヘタが入っている様子)

当園では、いちごにつけるミルク(練乳)は、
セルフサービスでお願いしている。
つける派とつけない派の議論は、尽きないであろうから、
好みの問題としてここでは多くは語らないことにしておく。

いちご狩りに夢中になっていると、
このミルクをついこぼしてしまうこともあるようだ。
掃除をしていると、そういう跡を時々発見する。
もちろん、白い練乳がそのまま床にたれてしまっていることもあるのだが、
その多くは、それをふき取った跡である。
他のお客様の靴を汚さないようにとのご配慮からだ。
その行動シーンを想像すると心が震えてしまうでしょ。

( 流石、当園のお客様 by 農園主 )

2014/04/15(Tue) 平日狩り

[写真]ポレポレ農園正面入口に植えたキンセンカ越しに見る受付ハウス

三郎畑に続き、農園入口の周辺にもキンセンカが色鮮やかに咲き始めた。
のどかな春の平日。
お客様はゆったりとすごされる。

週末のご予約は大変混雑してご迷惑をおかけしている。
一方で、平日には結構な余裕がある。
特に4月のこの時期はおすすめである。

( 知る人ぞ知る by 農園主 )

2014/04/16(Wed) 再スタート

[写真]大雪で倒壊した育苗ハウス1号の再建工事の様子

2月15日の大雪で壊れた育苗ハウス、
再建工事がようやく始まった。
パイプなどの資材の納入に2ヵ月もかかったからだ。
関東全域で歴史的被害となったことから、
資材不足になることは予想されたことではあるが、
それにしても、メーカーの生産体制は緩慢で残念である。
しかしながら、育苗が本格化する5月には、
ぎりぎり間に合いそうなので胸をなでおろしている。

そのしわ寄せを補ってくれるのは、施工する業者たちだ。
「メーカーの配送日程を待っていられないので、資材を取りに行って来ますっ」
信頼関係はこうして構築される。

( 自分都合から相手都合へ by 農園主 )

2014/04/17(Thu) アランのこと( 定期健診 編 )

東京でも定評のある動物病院が、君津にある。
その先代の先生(通称 大先生)が、アランのために、
予防薬を持って来園してくれた。
犬の病気であるフィラリアに似た病気の予防である。
昨年も暑くなる前のこの時期に診ていただいた。

[写真]いちごハウスの前で凛々しくたってこちらを見つめるアラン

「とてもいいコンディションだと思いますよ。
痩せすぎず、太りすぎず。この環境がいいのでしょう。」
問診の結果も良好だ。

( 見習いたい by 農園主 )

2014/04/18(Fri) ランチの王様( 貝柱丼 in たかはし )

君津の近海では、海苔のほか、貝が取れる。
あさり、バカ貝(通称あおやぎ)、ニシ貝など。
正直、色取りは少し地味ではあるが味わいは文句なし。

[写真]富津・たかはしの“貝柱丼”

旬のあさりの酒蒸しは言うまでもない。
バカ貝(通称あおやぎ)の貝柱がたっぷりの丼ぶり、
小ぶりな柱だけにあの食感がこれでもか、と楽しめる。
帆立好きな方なら、誰でもハマるはず。

( いつかは特上を食べてみたい by 農園主 )

※ 農園から車で約20分。
 ※ 店舗情報 : http://tabelog.com/chiba/A1206/A120603/12000290/

2014/04/19(Sat) ポレポレ自慢( 思いやり編 )

「かなみひめ」の人気はいまさら言うまでもない。
ご覧の通りの盛りになって来た。

[写真]かなみひめが鈴なりに実っている様子

柔らかくて、ジューシーであることが人気の理由であるのだが、
その分、実が傷つきやすい。
イチゴの実がお互いに触れ合うだけで傷むので、
手で触るとすぐにそこは跡になる。
だから、農家の間では「いちご狩りには不向きの品種」との評価になる。

そういう面があることは否定できないのだが、
皆様に、丁寧に優しく摘み取っていただければいい。
それだけのことだ。
皆様がお互いに気持ちよく召し上がれるように。

( いちご好き仲間を思う気持ち by 農園主 )