2014年5月11日〜5月17日
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2014/05/11(Sun) 就活の面接?
「職種は “現場総監督” です。
原則1日24時間の勤務。年間365日、休暇はありません。
食事をとる時間はありますが、他の同僚が食べ終わってからです。
徹夜で働く場合もあります。
サラリー? 無給です。
世界で一番大事な仕事ですよ。やってみる気はありますか。」
ネットで話題になったある企業の広告動画だそうだ。(日経新聞記事)
この後、面接官は自信たっぷりで語り続ける。
世界で何億人もの人がこの仕事に就いているという。
「母」という職業である。
師匠のご家族以外に知り合いのいなかったこの町で、
見ず知らずの我々を気にかけてくれる方々がいる。
( 君津のお母さん達に感謝 by 農園主 )
2014/05/12(Mon) 倉庫に風
整理整頓は得意ではない方だ。
銀行員時代には、周囲の仕事机がきっちり片付いている中、
なぜかいつも資料(多分意味のない)の山になっていた。
「忙しそうだね」
先輩達によく冷やかされたものである。
机の施錠をし忘れ、社内検査で大目玉となったこともある。
倉庫ハウスは少し前に完成していたのだが、
あちらこちらに散らばる資材の搬入をやっと開始した。
今度こそと意気込みながらも、
「これ、いつか使うかも」 つい、そうなってしまう。
( 鍵はこれから付ける予定 by 農園主 )
2014/05/13(Tue) 酵素パワー
土の中の酵素が、植物の生育に好影響をもたらす。
この事例は多く聞かれるところだが、人間にもそうかも知れない。
ふっくらとした粉末状の『檜のオガクズ』に酵素をブレンドすると、
その発酵だけで温度が50℃〜70℃にもなるそうだ。
この自然の恵みともいえる発酵熱を利用したものが「酵素風呂」だ。
農園から30分ほどの距離に「悠遊庵(ゆうゆうあん)」がある。
敷き詰められた檜のオガクズの中に身を沈めると、
すぐに汗がジンワリと出てくる。
そして、体の奥からホカホカになるのを感じ、
いつの間にやら、うとうとしてしまう。
シャワーを浴びた後の清々しさと脱力感は、
まるで全身マッサージを受けた時のようである。
( よく眠れそうだ by 農園主 )
2014/05/14(Wed) アランのこと( 大汗 編 )
初夏のような暑さの中、育苗ハウスの周りに伸びた草を刈った。
今年の草たちは、いつも以上に元気に見える。
三舟山に登ることを日課とされている近所の方も、
「今年の草花は、勢いが違う」 そう言っていた。
草刈りにも手こずるわけである。
大汗を喜ぶのは、コイツだけだろう。
( 腕の裏までしっかり by 農園主 )
2014/05/15(Thu) 春のいちご革命
イチゴのハウス栽培の利点であり、難しさでもあるのは、
自身が成長しようとする「栄養生長」と
果実を作り、子孫を残そうとする「生殖生長」を
同時に進行させることにある。
ところが、気温が上がる春先になると、株がドンドン育つ。
「栄養生長」にバランスが一気に傾くのである。
果実に向かうべき養分が自らの生長に一方的に消費される。
このバランスを均衡されるためには、
施肥を抑制することで、栄養生長を抑えるべきというのが、
教科書の教えであるのだが、
それでも、昨シーズンは果実の味落ちは一時的に見られた。
今シーズンのテーマのひとつは、この春の戦略。
生育方法の答えを事前に見つけることはできなかったが、
「春に株は大きくなるもの。だから、敢えて押さえず施肥を十分に与える。
果実にも株の生長効果が時間差で現れてくる」
乱暴な仮説を実践している。
今、株は驚くような勢いである。これは予想通りだ。
肝心の果実の出来については、
「なに、これっ」
お客様の感想に手応えを強く感じている。
( 本来の春のいちごは違う by 農園主 )
2014/05/16(Fri) これ、いいね( きぬさやとチクワのバター炒め )
「たくさん、採れたから」
この時期におすそ分けをいただく旬のもののひとつ。
焦げ目をつけるくらいにバターで炒めたチクワに、
サッと茹でた「きぬさや」を入れるだけ。
この日は、チクワが少し多かったが、
きぬさやがたっぷりと多目の方がお勧め。
( ご飯にも、麦酒にも by 農園主 )
2014/05/17(Sat) ラストスパート
キンセンカの花、終盤である。
いちご狩りもそろそろだ。
イチゴたちの精一杯の頑張りで、実は充実しているが、
ハウス内の気温は徐々に上昇しており、
開園は、来週末が今シーズンのラストになりそうな予感である。
( いよいよ by 農園主 )
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