2014年6月8日〜6月14日
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2014/06/08(Sun) 採苗スタート
親苗から出てくるランナー(つる)から子苗は増える。
260株の親苗から13,000株の苗に増殖させる。
期限は7月末、1ヶ月半くらいだ。
これは9月末の定植(本圃ハウスへの植え替え)から逆算される。
育苗ポットで60日間かけ、しっかりとした苗に仕上げていく。
そのために、期限までに数をそろえなくてはならない。
ランナーピンで子苗をポットにひとつひとつ留めていく。
活着を促すためだ。
来シーズンのメンバーがこれから揃っていく。
( すでに個性あり by 農園主 )
2014/06/09(Mon) クロちゃんです( ガメラ編 )
足音が聞こえるだけで、首をすくめて隠れてしまうほど、
人見知りだったのだが。。。
お腹が減ると、こちらの顔を見上げては、姿を追いかけてくる。
好物の乾燥エビは手からガッツリ食べる。
きっかけはメスのトラちゃんの登場だ。
いつもいっしょに甲羅干しをしている彼女は、大変社交的。
人を恐れる気配はない。
彼女に「だらしないわね」と言われたのか、
人が変わったようだ。(カメだが)
がっつきすぎてガメラのように見えるが、
このつぶらな瞳にはやられてしまう。
( 結構、かわいい by 農園主 )
2014/06/10(Tue) クリエイティブに
「自分自身に満足している」
そう回答する我が国の若者は、45.8%だそうだ。
調査は日本、韓国、米国、英国、ドイツ、フランス、スウェーデンの7カ国、
13〜29歳の男女を対象に実施したもの。(「子ども・若者白書」)
日本はダントツの最下位、他国は70%を超えているという。
控えめな国民であるから悲観することはない、であろう。
「“自分”がない人は自分がやるべき仕事を選べず、結果として“何でもやります”
という姿勢になりがちです。自分という軸がないのをごまかして、
“お客様のためなら何でもやります”と言っているのが日本の企業です。」
(「フェラーリと鉄瓶」 奥山清行著)
「自分がない人たちは、こだわりがありません。
自分の好きなもの、自分の哲学に合うものを知っている人たちは、
選択肢の中からこだわりのあるものを選び、こだわりを持って
それを完成させようとします。“信じるもの”に従って仕事をする人と
それがない人とでは、勝負は最初から見えています。」(同著)
( オジサン達がしっかりせねば by 農園主 )
2014/06/11(Wed) アランのこと( 雨天編 )
わずかな時間だが、雨の合間に小屋から出て草を食べている。
空腹なので、いつも以上に懸命に食べるのだが、
周囲への興味も忘れない。
「あれっ、これまだ出しっぱなしじゃない?」
―言われてみれば、確かに仕舞い忘れていました。
「この苺の文字っていいね。」
―皆さん、そう言ってくれます。
( しみじみ by 農園主 )
2014/06/12(Thu) ぶらっと房総( 音楽と珈琲の店“岬” )
見かけはほったて小屋風、道路からの入り口も見つけにくい。
しかし、その店内に一歩入ると異次元の空間になる。
36年の歴史とそれまで来店された方々の思い出であろうか、
人を安心させる心地よさがある。
苦くて深みのあるコーヒーが、
店名通りのロケーションから見渡す景色と穏やかな音楽とにブレンドされ、
喉から胃に静かに染み渡っていく。
この店を描いた本(「虹の岬の喫茶店」森沢明夫著)が、
10月に映画化されるそうだ。
( ママさんも独特かつ魅力的 by 農園主 )
※ 農園から車で約35分。
※ 店舗情報 : http://tabelog.com/chiba/A1206/A120603/12004072/
2014/06/13(Fri) 快晴
Wカップの初戦を観てからだったので、
いつもより遅い仕事開始となったが、
外は久し振りの晴天に爽やかな風が吹いていた。
イチゴたちは、日差しを浴びて葉先をピンと伸ばし、
アランは、方々の草を頬張った後にのんびりと座っている。
クロちゃんたちは、手足を伸ばしての甲羅干しである。
我々は、ランチの後にうたた寝。
( 皆、満喫 by 農園主 )
2014/06/14(Sat) ブラジルの祭典
「いいイメージをするだけではダメで、常に最悪を、
最悪の想定をむしろ大前提にしながら、勝つ確率を1パーセントでも
上げる作業をしている」
大一番を前にした日本代表のエース本田選手のコメントである。
この心構えは、相場関係者でよく語られる内容でもあり、
イチゴ作りでも実践している。
ただ、サッカーや相場と少し違うのは、自然を相手にしているということ。
到底かなうことのない相手であるということだ。
それでも、運に任せる前にやるべきことはたくさんある。
( 本調子であろうとなかろうと by 農園主 )
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