[ポレポレ農園主のトレンドライン]

2014年8月10日〜8月16日

2014/08/10(Sun) これ、いいね( ゴーヤの酢みそ和え )

三郎さんから恒例のゴーヤをいただいた。
大事に育てているから味と色が濃く、食感もいい。

[写真]ゴーヤとコンニャクの酢みそあえ

ゴーヤとコンニャクをさっと茹でて、
みそ・酢・砂糖・練りがらしと和えるだけ。
コンニャクはゴーヤと同じくらいの厚みにした方が食べやすい。
練りからしは、たっぷり入れる。
味噌とゴーヤの苦みとの相性が抜群だから。

( そして、いつもの麦酒 by 農園主 )

2014/08/11(Mon) ぶらっと房総( 勝浦の朝市 )

[写真]勝浦朝市の様子

天正の時代から400年以上続いているという勝浦の朝市。
能登輪島・飛騨高山と並ぶ、日本三大朝市の一つだそうだ。
そう聞くと、三大祭り並みの規模と賑わいを期待するのだが、
こじんまりした庶民的な雰囲気である。

自作の里いもを並べるお婆ちゃんと地べたに座って世間話をする。
「君津でイチゴ?大変でしょ。これ、おまけね」

生カキを食べさせてくれたお婆ちゃんは、
「私がお姉さん?もうひ孫もいるのよ。これ、おまけっ」

( 美味い物は、たくさんある by 農園主 )

※ 農園から車で約90分。
 ※ 公式ホームページ
   : http://www.katsuura-sanpo.com/facilities/see-play/post-417/

2014/08/12(Tue) 夏休みの宿題

育苗期の今年のテーマのひとつは、「葉かき」。
古い葉を剥いていく、葉の剪定作業である。
イチゴの葉は根元(クラウン)の周囲からだけ生える。
半円形状にくっ付いているので、これを丁寧に剥いていく。

過繁茂を避けるために、今年は「葉かき」の回数を増やしている。
目立つのは、葉面積がぐんぐん拡大していること。
スペースが増えた効用だ。

[写真]やよいひめの子苗と農園主の手

このまま葉数を2.5枚に維持したいところなのだが、
葉の展開は5日毎だから、なかなか、手が回らない。。。

( 宿題への泣き言は、今も昔も同じ by 農園主 )

2014/08/13(Wed) 噴霧ノズル

イチゴの葉につく虫はたくさんいるが、
育苗期から収穫期まで通年でまとわりつく、しつこい相手がいる。
「ハダニ」である。
葉の養分を吸い、株を委縮させていくので厄介である。
対策は、まず夏の育苗期にしっかり叩いて置くことが大事なのだが、
防除剤の散布が容易ではない。
彼らは葉の裏側にいるからだ。

先日の検討会で、先輩農家からアドバイスをいただいた。
「状況で使い分けるといいよ」
葉っぱの裏側に防除剤をかけるためのノズルの種類のことである。
柔らかく霧状に広く散布したい時、
強めに集中的に散布したい時、臨機応変に。

[写真]3種類の噴霧ノズル

( 筆は選ぶべきということだ by 農園主 )

2014/08/14(Thu) サザエさん

「今日も(お盆も)仕事しているの?」
いつも気にかけてくれている大家さんがハウスに来て、
特大サザエを差し入れてくれた。

[写真]ザルに盛られた大粒のサザエ4個

先日、勝浦の朝市に行った際にも食べたいなと思ったが、
こぶしよりも大きな代物は見かけなかった。
「焼かずに、茹でても美味しいのよ」
その言葉通りの食感と海の苦みに深く頷いてしまった。

( 明日も愉快に働きましょ by 農園主 ) 

2014/08/15(Fri) バランス感覚

[写真]精一杯背伸びをして太陽の光を受けるイチゴ苗の様子

苗の樹勢が良好である。
お盆の時期に窒素分(もっとも重要な肥料成分)をピークに持って行く。
期待通りの状況ではあるが、肝心なのはこれからだ。

イチゴの花芽分化は体内窒素の濃度を低下させることで促進される。
従って、これからの育苗後期には窒素を低減させていくことになる。
ここで難しいのは、あまりにイチゴの栄養レベルが低下しすぎると、
完全な飢餓状態になり、葉の展開を含めた生長自体が停止してしまうこと。
つまり、花芽分化の時期も意図とは裏腹に遅れてしまいかねない。

葉を中心に苗全体の趨勢を観察する。
毎日の対話の中からヒントを見つけていくしかない。

( 真剣勝負 by 農園主 )

2014/08/16(Sat) マグナム・ジェット

家の裏に灯油タンクを収納する小さな小屋がある。
畳一畳ほどの広さだ。
この内側の屋根に昔作ったと思われるスズメバチの巣の跡がいくつか残っており、
常々、注意しなければと思っていた。

午前中の仕事の後、給油しようと思って小屋に入ると、
オレンジ色と黒色の飛行物体が、
「ブォーン、カチカチ」
威嚇音をたてて頭をかすめる。
慌てて逃げ出して、小屋の外からそっと覗いてみると、
こぶし2個分ほどの巣が新しくできているではないか。
彼らは5月ころから巣場所を探し始め、9月末までには大きな巣にするそうだ。

ミツバチでお世話になっている養蜂家の方に電話をして対策を聞いた。
「ジェットをかけて、巣を叩き落としなさい」
大家さんも心配して見に来てくれた。

[写真]ハチアブマグナムジェット

強力ノズルで無風なら10mは届くという代物。
このバズーカ砲を巣の2m先から、屈んで狙って噴きかける。
10秒ほどかけただろうか。
案の定、数匹がこちらに向かって飛来する。退散。

数時間後に再度接近。巣の周囲にはまだ数匹残っており再噴射。
その後、パイプで巣をおっかなびっくり、無事「叩き」落とせたのであった。

( スリル満点だが、これっきりにしたい by 農園主 )