[ポレポレ農園主のトレンドライン]

2014年11月30日〜12月6日

2014/11/30(Sun) 来シーズンへ

米のモミガラを大袋一杯にいただいて来た。
毎年、この時期にモミガラの山の中に入って米農家から譲っていただく。

[写真]育苗ハウスに保管した米のモミガラ6袋

これは、来年の親苗を植える時に使うもの。
水はけを良くしてくれるのである。出番は5月ごろになろうか。
そう、今年の収穫がまだ始まる前であるが、もう来シーズンの段取りが始まっている。

( 休ませてくれない。。。 by 農園主 )

2014/12/01(Mon) 世界の宅急便

プレゼントは、手渡しするに限る。
こちらの気持ちを直接伝えることができ、相手の反応もよく分かる。
しかし、そうもいかない時も多い。遠方であれば尚更だ。

―この品名の欄は、書かないといけませんか?
宅急便の受付で聞いてみた。
「そうですね。お願いします」
―プレゼントなので、中身を書きたくないのです。驚かせたいもので。
「なるほど。わかります。贈り物でも受付しますよ。」
―そうですか。それはよかったぁ。

[写真]“贈り物”と書いた宅急便・送り状の品名欄

ただ、事故があった場合に保険対象となるには、
中身が照合できることが必要だと言うことなので、
具体的に書けるなら書いた方がいいとのことだった。

( そもそも、宅急便なのだから”贈り物”に決まっているか by 農園主 )

2014/12/02(Tue) 寒波

今夜から週末にかけて、気温が急低下する予報だ。
今朝の強風では、うっかり外に出しっぱなしだったプラスティック製の1mもある桶が
200m先まで転がされ、バリバリだ。

[写真]本圃ハウス内に設置している暖房機

横なぐりの大雪の地域もある。
冬本番とともに、ハウス内の暖房機も本格稼働する。
8℃を下回るとセンサーが感知し、スイッチオンとなる。

( 自分達の寝室よりもよっぽど暖かい by 農園主 )

2014/12/03(Wed) 冬のキンセンカ

[写真]受付ハウス前の花壇に咲き始めた黄色のキンセンカ

11月から12月に咲くキンサンカは珍しいそうだ。
春に開花するのが普通なのだが、当園でもちらほらと、
鮮やかな黄色やオレンジ色が見られる。
イチゴの花芽分化も早かったので、今年の気候の影響であることは
間違いなさそうだが、因果関係は勉強中。
数十年前から苗を作っている三郎さんも「初めてだねぇ」と言っていた。
理由はさておき、この時期に綺麗な花とともに開園準備が進められるのは、
うれしいことではある。

「あれっ?ここにも」
花壇から50mほど離れた土手で蕾を見つけた。黄色に咲きそうだ。
タンポポのように飛来する種子ではないのに、なぜ?
そう言えば、昨シーズンにアランが我々の目を盗んでは摘まんでいたことを思い出す。

( 自然の摂理 by 農園主 )

2014/12/04(Thu) いよいよ

[写真]“おいCベリー”の真っ赤に色づいた実とまだ青い実

ついに赤くなって来た。
まだ、数えるくらいのわずかな粒数しかないが、
艶やかなその色に小躍りしたくなる。

来週から売り出しが出来れば、と期待は膨らむ。
お問い合わせをいただいている方々、感謝多謝。もう少しお待ちを。
あとは天候次第。

( 売り出し中のノボリを上げられる日は近い by 農園主 )

2014/12/05(Fri) ♪Over the Rainbow(虹の彼方に)

今朝のこと。晴れ間なのにポツポツと雨音がする。
アランが雨に濡れていないかとハウスから出て見たら、
「おぉ〜」
迫力ある虹に思わず声が出た。
大空一杯に半円が七色に輝き、虹の幅がとても広い。
後方には富士山も見える。アランも元気に走り回る。
これは、きっといいことがあるに違いない。

[写真]受付ハウス上空に架かる大きな虹と草を食べるヤギのアラン

“虹の向こうの空は青く、
 信じた夢はすべて現実のものとなる”

( 空から開園への励まし by 農園主 )

2014/12/06(Sat) 冬将軍

[写真]早朝の裏山の様子(いちょうの大木と耕耘されたばかりの畑)

寒い、寒い。 田んぼに初霜が降りている。
朝一番でハウスの暖房機の残油計を調べたら、
「えっ」と驚くくらいに一晩で油が減っていた。。。
寒いわけだ、と呑気に感心している場合ではない。
“やよいひめ”が低温に弱いということもあって、
今シーズンからは暖房機のセンサーを2度上昇させているのだが、
この差は予想以上の影響である。
節油に手を打たなければ。あらためてのテーマである。
 原油安と聞くが、円安もどんどん進み恩恵はないようだ。

( さむっ by 農園主 )