[ポレポレ農園主のトレンドライン]

2015年3月8日〜3月14日

2015/03/08(Sun) イチゴもサクラも

君津市内(コスモチェリーガーデン)で満開を迎えているのは、寒桜(カンザクラ)。
“ソメイヨシノ”よりも早く咲く品種には、何となく気になるものである。

[写真]君津・コスモチェリーガーデンの寒桜

イチゴにも早生、晩生とあり、
当園の品種で言えば、“おいCベリー”が早く、やよいひめ”が遅い。
それぞれの旬が少しずつ異なることで、
いつ来園いただいても楽しめるようにと考えている。
ただ、思い通りにいかないのが自然の難しさと同時に醍醐味でもある。

( 個性はそれぞれ by 農園主 )

2015/03/09(Mon) 新人とベテラン

米国では、金融政策の利上げが取りざたされている。
2006年6月以来、利上げはないそうだから10年近くの時間が経つ。
歴史的に金融政策が変更されるタイミングでは、相場が“大きく”動いて来た。
だから、先日来園したかつての百戦錬磨の後輩たちが心配そうに言う。

「若いディーラーだけでなく、中堅の人も知らない世界だから。。。」
それでも、未知の世界で誰が勝てるかは、経験豊かなベテランとは限らない。
そこが醍醐味でもある。
どんな仕事でも。

( ポレポレ農園もまだまだ新人 by 農園主 )  

2015/03/10(Tue) 天職

君津市内にお気に入りのラーメン屋さんがある。
つい通ってしまうのは、旨いからだけではない。
女将さんの人柄からか、店の雰囲気が何とも居心地がいいのである。

―あれっ、平日の営業時間は19時までになったのですね。
「そうなのよ。アルバイトさんが見つからなくて。」

聞けば、15時まで一気に短縮しようかと思ったらしいのだが、
それは1日で止めたそうだ。
「退屈で我慢できなくてね。やっぱり、仕事している方が楽しいもの」
30周年を迎えるこの店への来店者は途絶えることがない。

( 笑顔も by 農園主 )

2015/03/11(Wed) “やよいひめ”の季節

[写真]太陽の光に照らされたやよいひめが実っている様子

暖かくなると調子が出てくる。
名前の通り、弥生(3月)の季節を得意とする品種である。

ワインのような香りと独特のプチプチした食感が、
イチゴらしくないとの声もあるが、
本当のいちご好きの方々が好む傾向にあるのが、面白い。

( その意外性も女性に受けるようだ by 農園主 ) 

2015/03/12(Thu) 青色(吐息)申告

「今、出して来たところ〜」
 ―えぇっ、いいな。 まだです。こちらは大詰めですよ。

3月16日は確定申告の提出期限である。
宿題を出し終わった人は晴れやかで、
我々のように切羽詰まった者とは対照的である。

会社人の頃は、様々な会社の財務データを眺めていた。
単年度では、ほとんど味気なくつまらないのだが、
複数年度の数字を並べて眺めると、とても興味深く面白い。
その会社の生き様というか、ストーリーが垣間見えてくるからだ。

悠長なことは言っていられない。
この数日間、嫁がいちごの販売の合間を見ながら、数百件の入力をこなしてきた。
どうやら当園もおかげ様で、開園以来初めて“納税”を果たすことが出来そうである。
雀の涙程度ではあるけれど。

( 国民の義務ですから by 農園主 )

2015/03/13(Fri) 開墾プロジェクト( ブロッコリーの初売り )

三郎畑のブロッコリーである。
「こんなに立派なのはなかなか見ないね」
予想以上の出来に三郎さんたちと顔を見合わせて、笑みがこぼれる。

[写真]三郎畑で収穫した大玉ブロッコリー

この特大だから、固いのではとも思ったのだが、
味見をしたら、とんでもない。
特にぶっとい茎が甘くて、驚いた。食感もいい。
かえって、ゆで過ぎないようにしないといけないくらいである。
この初採りをご来園の皆様におすそ分けする予定。

( 売り切れ御免 by 農園主 )

2015/03/14(Sat) クロちゃんです( 再会2015年 )

今年も無事に帰還してくれた。
“冬眠”からである。
当園での越冬はクロは2回目、トラは初めてであった。
11月に寝始めたので4ヵ月ぶりの再会になる。
2匹ともにのそのそと動き出したので、ホッとする。

[写真]冬眠から目覚めたカメのクロちゃんとトラちゃん

甲羅は綺麗だが、多少痩せたようにも見える。
それでも、新しい井戸水に入れ替えると、そっと顔を出した。

( お帰り by 農園主 )