2015年4月5日〜4月11日
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2015/04/05(Sun) 一致団結で
当園では、”夕食”という名の経営会議が毎晩開かれる。
議題は尽きない。
栽培のこと、お客様への対応、アランのこと。。。
ない知恵をお互いに絞り出す、その繰り返しである。
農業の難しさのひとつは、1人ではできないところにある。
できないというのは少し言い過ぎかもしれないが、
効率が極端に落ちることは間違いない。
例えば、50mの長さにひもを真っ直ぐ張りたい時、2人ならすぐ出来る。
こういう仕事の積み重ねが農業の仕事でもあり、
だからこそ息の合う家族で仕事ができれば、理想的とも言える。
もし、新しくイチゴ農家になりたい方がいる場合、
ご家族の温かいサポートがあり、その上、皆さんが明るさで満ち溢れているならば、
その未来は開かれている。そんな気がする。
( イチゴたちにもきっと伝わるからだ by 農園主 )
2015/04/06(Mon) これ、いいね( 丸干し紅はるか )
干しイモの生産シェアは、茨意県が99%と圧倒的だそうだ。
“紅はるか”は安納イモと並ぶ甘さと言われ、その丸干しは格別だ。
しっとりとした食感と自然な甘みがコーヒーに合う。
しかし、他県ではあまり知られていない。
それもそのはず、地元では旬の時期には山積みになるそうだが、
きれいに売り切れるのだという。
貴重なものを開園以来のお客様からいただけた。
余談だが、この方はマラソンを2時間台で今も走り続けている強者だ。
( これで栄養補給しているかは不明 by 農園主 )
2015/04/07(Tue) 春ですね
筍(たけのこ)、蕨(わらび)をご近所の方々からいただいた。
「やった〜、今年もこの季節がやって来た」
なぜ、春の旬のものはこんなにビールに合ってしまうのだろう。
空き缶が増えてしまうのは、自分のせいではない。
筍は、鶏肉とワカメとの煮物がいい。
蕨は、卵とじか、かつお節たっぷりのマヨ醤油。
( いいでしょ by 農園主 )
2015/04/08(Wed) 南風
総業67年の沖縄料理店が閉店するという。
偶然見かけたニュースであったが、映像に見入ってしまった。
新宿歌舞伎町にある老舗で、親子2代での常連さんもいるそうだ。
ここまでは、珍しい話ではない。
この店の面白いところは、
店のカウンターが対面式(牛丼屋のように)になっていて、
お客様は皆、隣り合わせと向かい合わせになっていること。
その空間で女将が皆を話に巻き込み、知らず知らずのうちに初対面の方々を
“知り合い”にしてしまうという仕掛けだ。
なるほど、これなら連帯感が生まれ特別な空間になる。
何度も来店したくなるはずである。
ニュースを見ながら当園のお客様方のことを、つい思い浮かべた。
“いちご”や“アラン”という共通語だけで、自然と親密になられている。
( 不思議な出会いである by 農園主 )
2015/04/09(Thu) オン・ディマンド
直売の営業は、毎日続けている。しつこく。
いい粒がまだまだ採れているので。
しかし、昨日は、みぞれまじりの寒い日だったこともあり、
流石に直売用のパックの準備をすることを迷っていた。
「ある?8パックほしいのだけど」
朝一番に地元の方から電話をいただいた。
―もちろんです。お待ちします。
当然そうなる。
( 槍が降ろうとも by 農園主 )
2015/04/10(Fri) サヤエンドウ祭り
三郎畑の次の収穫物は“サヤエンドウ”。
どっさり採れ始めている。
これは簡単な料理が美味い。
さっと茹でてマヨネーズもいい、醤油で軽く炒めるのもいい、
上級者なら肉じゃがに。
明日から皆様におすそ分けする予定。
今回はご自分で袋に詰めていただこうかと思っている。
( こういうのも結構楽しい by 農園主 )
2015/04/11(Sat) アランのこと( 何事も経験編 )
春だからか、目まぐるしく天気が変わる日が続いている。
小雨の日のいちご狩りになるときもある。
いちご狩りはハウス内なので問題ないが、アランとの触れ合いには 「残念だね。。。」
ついそう言いたくなる。 しかし、それは勘違い。
子供たちだけでなくご両親も、多少の雨など全く気に留める様子もなく、アランと遊ぶ。
“餌かご”が空になると近くの草をむしって食べさせている。
「クローバーが好きだよ」
そう言うと、皆でいっせいに集め始める。
たまに「クローバーって、何?」と言う小学生もいるが、何事も体験。
当園で何かひとつでも覚えてくれたら、それは本望である。
写真には写っていないが、人だかりの後ろでは彼がムシャムシャ食べている。
( アランは先生にもなる by 農園主 )
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