2015/07/19(Sun) クロちゃんです( 梅雨明け )
長雨から開放され、クロとトラは甲羅干しを数日前から楽しんでいる。
日中の気温が高いと桶の水が温くなってしまうので新しい水に替えてやると、
すかさず冷たいプールに飛び込む。
そして、餌を求めて桶を掃除している手に勇んで寄ってくるのである。
個人を認識しているかどうかまでは微妙なところだが、
人にすっかり慣れたことは確かなようだ。
( ぐいっと by 農園主 )
2015/07/19(Sun) クロちゃんです( 梅雨明け )
長雨から開放され、クロとトラは甲羅干しを数日前から楽しんでいる。
日中の気温が高いと桶の水が温くなってしまうので新しい水に替えてやると、
すかさず冷たいプールに飛び込む。
そして、餌を求めて桶を掃除している手に勇んで寄ってくるのである。
個人を認識しているかどうかまでは微妙なところだが、
人にすっかり慣れたことは確かなようだ。
( ぐいっと by 農園主 )
2015/07/20(Mon) オン・スケ
子苗の数が4品種全て揃ったので、親苗から切り離す。
親苗の役割が4ヵ月間で終えることになるのは、毎年寂しいが、
何とか第一関門を突破できたことには安堵する。
満点というわけにはいかないが、スケジュール通りに進捗しているので、
とりあえず及第点、と勝手に自己評価をしている。
根拠はある。師匠から「適期に遅れないことが基本」と教わって来たからだ。
イチゴを始め植物の生命力は、凄まじいものがある。
それは確かだが、それを生かすのもタイミング次第である。
( だからこそ、今日にこだわる by 農園主 )
2015/07/21(Tue) サウナ
くらくらするくらい暑い。
梅雨明けの1週間は毎年そうである。
しかし、これがチャンスと狙っている。
本圃ハウスの土を高熱で消毒するためのベスト・タイミングだからだ。
高設ベッドの土を湿らせてからマルチを張って覆い、ハウスを閉め切る。
そうすると、目標の60℃に達する。この状態でこれから72時間。
土中の殺菌と古い根の分解を促すことができるのである。
ちなみに、ハウスに入ると暑すぎて鳥肌が立つ。
( これ、本当 by 農園主 )
2015/07/22(Wed) 地味ながら
暇を見つけては、草を刈っている。
農園にいらした方はご存知であろうが、
ハウスをはさんで、上りと下りの土手がある。
これが夏の時期には結構手を焼く。
足場が良くないので、腰にくるのだ。
「いつも大変だね〜」
散歩をするご近所の方々はそう言ってくれる。
確かに定期的に続けることは、根性が要るが、
技術はいらない。ただ刈るだけだ。多少、とら刈りであっても問題はない。
何かを育てることに比べれば、楽勝である。
しかし、イチゴ作りと同じくらいこうした農園の保守管理は大事なものと考えている。
だから、続ける。
( また日焼けした by 農園主 )
2015/07/23(Thu) コンディション
親苗を切り離してから、3日が経った。
子苗たちは、ランナーと呼ばれるツルで兄弟同士がつながっており、
健気に助け合っている。
太郎苗から四郎、五郎苗くらいまで栄養補給しているのである。
それでも、あと数日でそれぞれが独立する時期になる。
皆の健康状態がとても気になる日々である。
( 調子、どう? by 農園主 )
2015/07/24(Fri) アランのこと( 越夏のために 編 )
アラン・フィールド内に日よけができる場所を作った。
海の家をイメージして。
ヤギはとても我慢強い動物であり、弱音はそうそう吐かないのだが、
だからこそ、暑さが心配になる。
そんな心配もよそに、パイプの組み立て作業をしていると、
アランはいつも通り、張り切って手伝いにやって来る。
広げたシートの上に寝転んでみたり、バケツに入れてある金具をひとつひとつ味見したり。
しまいには、メジャー(50 mの巻尺)をムシャムシャと。
おかげで1m以内は計測不能になったが、快適な憩いの場はできたと思う。
( でしょ? by 農園主 )
2015/07/25(Sat) 寝る暇があるということ
少しでも気になった異変を放置するとしっぺ返しは必ず来る。
これは、どんな仕事でも同じだ。
相場の場合なら、一度弱みを見せたら揉みくちゃにされ、
降参するまで、決して許してくれない。 身ぐるみ剥がされる。
だから、小さなほころびを見つけたら少しでも手を入れていく。 すぐに。
イチゴの苗の生育、農園の運営、何でもそうだ。
それを「忙しいから」と後回しにしたくなる。 そう、皆忙しいから。
しかし、サラリーマンを続けていれば、
寝ないで仕事をした経験は誰でも何度かあるはず。
仕事って、時にはそういう厳しいものであり、
だから、寝られる時間があるのはそれだけで幸せなのである。
( 暑くて寝苦しいけど by 農園主 )