[ポレポレ農園主のトレンドライン]

2015年9月13日〜9月19日

2015/09/13(Sun) オレンジ・ロープ

もう少し先の話になるが、定植する時の株間は20pにしていく。
ベッドに植える1株毎の間隔のことである。
もっと密集させて植えれば、株数は増えるのだが、
必ずしも収量が比例して増えるわけではない。
成長には、快適な空間がある。

[写真]20cm間隔に赤印をつけたオレンジロープ

オレンジ色のロープに20p毎の目印を赤マジックで書いておく。
今回は劣化の少なそうな素材を選んだ。
ベッドの全長は25mから37m。ロープの長さもそれに合わせる。
なんとも地味な作業ではあるが、いずれ大活躍することになる。

( なくてはならないもの by 農園主 )

2015/09/14(Mon) これ、いいね ( せんねんの木 )

たまに頭をフル回転させると、甘い物が食べたくなる。
例えば、Tシャツのデザイン考案をしている時とか。
 バウムクーヘン“せんねんの木”の支店が君津にもできた。
農園からすぐの距離である。
今さらバウムクーヘン? いえいえ、これが結構いける。
人気は“とろなまバウムクーヘン・とろなまチョコ”
バウムクーヘンを下地に濃厚な生チョコが重なっており、
もはや、ケーキの域だ。

[写真]君津・せんねんの木のバウムクーヘン“チョコ輪うむ”

4種のベリームース、ブリュレもいけたし、ショーケースに並んでいたティラミスも旨そうだ。

( いずれも、もちろんバウムクーヘン by 農園主 )

2015/09/15(Tue) 三郎畑 ( 2015年ネギ )

長雨で北関東に大きな被害が出ている。
イチゴ農家にもと聞く。お見舞い申し上げたい。
三郎畑のネギの苗も水に浸ってしまった。。。
被害は比べものにならないが、
それでも三郎さんが大事に育てた苗、大変残念だ。

「いい苗ではないけど、余りがあったから」
秋晴れの日、三郎さんが植え直してくれた。
「収穫は、3月から4月になるかなぁ」
昨年よりは、少し先になるがそれでもまたきっといいものができるはず。

[写真]三郎畑に植えたばかりの長ネギの苗の様子

( 春のお楽しみ by 農園主 )

2015/09/16(Wed) うれしいこと、ダブル

農園に宅急便が届いた。
送り主の名前を見ると、えっ?
何度もご家族でいちご狩りに来園いただく方であった。
品は、山梨市牧丘の“巨峰”である。これは嬉しい。

[写真]山梨県牧丘町・ツチと実の“特濃ぶどう” 

早速いただきながら、御礼の電話をした。
―すっごい甘いのが届きましたよ。
「家族でぶどう狩りに行ったら、あんまりいい味だったので。
 結構、こだわってつくっておられるようです。」
―“特濃”の名の通りですね。手をかけていることがよくわかります。

そして、最後にこう言われた。
「そう言えば、Tシャツ作るのですよね?」
―はい、もう少しでデザインが決まるところです。
「あのぉ、大きめのサイズもお願いしますね。」
―ハイッ、喜んで。

( 初の1枚、お買い上げだっ by 農園主 )

2015/09/17(Thu) 憧れの桜のジャージ

第8回ラグビーワールドカップが明日開幕する。
発祥の地であるイングランドでの大会になる。
元ラグビー小僧としてはワクワクするが、本邦での認知度が低いのは仕方がない。
期待された前回大会でも1勝もできなかったからだ。
しかし、そうも言っていられない。次回大会(2019年)は日本開催である。
今大会で「やるね、桜のジャージ(代表のこと)」とならなければいけない。

勝利への布石は打たれている。
主力選手を南半球の「スーパーラグビーリーグ」(野球のメジャー)に送り込んで経験をさせて来たこと。
そして、“助っ人”ガイジンにある。
「3年間居住したらその国の代表になれる」という基準は甘いとも言われるが、
「2国の代表にはなれない」という縛りは重い。
日本に骨を埋める覚悟で、桜のジャージを着るガイジンたちである。
初陣の相手は南アフリカ。ランキング3位。

( 相当手ごわいぞ by 農園主 )

2015/09/18(Fri) 2015年 検鏡その2

2度目の検鏡があった。顕微鏡での花芽分化の検査である。
“紅ほっぺ”と“おいCベリー”は、もしかしたらと期待したが、
結果は4品種すべてが未分化であった。まだか。。。
今週末から定植ができるようにと準備に邁進して来たので、少し拍子抜け。
どうやら、1週間ほど遅れることになりそうだ。
しかし、こればっかりは、仕方がない。当園の主役はイチゴたちなのだから。

[写真]花芽分化待ちのいちごの苗の様子

( じっくりといい花をつけてほしい by 農園主 ) 

2015/09/19(Sat) 法の解釈

スポーツには厳格なルールがあり、それに従えないなら場外に出される。
W杯の始まったラグビーには、面白い一面がある。
レフェリーが、ルールの運用を選手たちに教育しながら試合を進行させるのである。
初戦のイングランド戦もそうであったし、高校生レベルの試合でも同じである。
「もう少し高くスクラムを組んで。落とさないように。じゃもう一回」と言う具合に。

法律の条文には隙間がある。
なぜなら、全てのケースを法律では規定し切れないので、
細かい運用は当事者に任せるという精神である。
しかし、レフェリーでも全てを勝手に“解釈”できるわけでない。
なぜならば、観衆と歴史が全てを見ているからである。

( 本当にフェアかどうかを by 農園主 )