[ポレポレ農園主のトレンドライン]

2015年9月27日〜10月3日

2015/09/27(Sun) 石橋

地元の稲刈り仕事がようやく終わったそうである。
長雨でぬかった田んぼではなかなか機械での稲刈り作業が進まず、
例年より10日ほど遅れ大変な苦労たったと聞く。
気候の影響は農業を営む以上避けられない要素であるが、
今までの経験では、ということは今や当てずっぽうなのかも知れない。
イチゴの花芽分化も遅れた。
明日、残りの2品種の分化確認を念のためにする。

( 予断を持たず by 農園主 )

2015/09/28(Mon) 新居の具合

“紅ほっぺ”と“おいCベリー”の定植を終えた。残り2品種。
培土にはたっぷりと水分を含ませてあるが、さらに毎朝、葉の上から水かけをする。
発根した新しい根を早く活着させることがここでは何より重要で、ドキドキなのである。
まずは土を乾かさないことから始まる。
1苗ずつの葉の様子や水の吸い方を目視しながら、じっくりと朝のシャワーをかけていく。

[写真]定植後の紅ほっぺの様子

( この1週間が勝負 by 農園主 )

2015/09/29(Tue) 君津の母たちから

昨夕、最後の検鏡結果の連絡をもらった。
“やよいひめ”“かなみひめ”ともに分化が確認されたと。(期待通り)
君津農業事務所(普及センター)の担当の方が残業をして調べてくれたものだ。

早速、今朝から“やよいひめ”を植え始める。
これで定植作業は、明日の午前中までに何とか終わるものと予定していたのだが、
急な連絡にもかかわらず、快く集まってくれた“君津のお母さん”たちが、
サッサ、サッサと働く働く。
もしかして、今日中に終わる?でも、皆に疲れもあるだろうし。。。
午後からの段取りを悩んでいたら、
「いいよ、遅くなっても。 植えちゃうベよ〜」
 ― そう?本当にやれる?
もしかしたら、こっちの方がくたくたなのかも。

おかげ様で暗くなる前には、全ての苗を植え終えた。
 ― ありがとうね。遅くまで。
「こういうことはね、1日がものを言うんだよ。」
お母さん達が口々にそう言う。
イチゴを作ったことはなくとも、何十年と農家をしてきた方々だ。
花芽ができているのだから、イチゴ達は“植えてほしい”と言っているに決まっている。
今日できる仕事を明日に先送りする理由などないのだ。

( どんな仕事でも by 農園主 )

2015/09/30(Wed) プロジェクトT ( イメージ図 編 )

[画像]ポレポレTシャツ(ネイビー)

“ポレポレTシャツ”はこんな感じ。
アランのイラストや文字のプリントは、ビンテージ風に少しかすれた感じになる。
お洒落なお父さんやお母さんにも着やすいようにと。(どうかなぁ?)
色は5色を候補にしている。
ネイビー、モスグリーン、エンジ、モーブ(紫がかった薄いピンク)、そして白。

[画像]ポレポレTシャツ(モスグリーン)

[画像]ポレポレTシャツ(エンジ)

[画像]ポレポレTシャツ(モーブ)

[画像]ポレポレTシャツ(ホワイト)

どこまで絞り込むか思案中なのだが、答えが出せないでいる。
結構どれも気に入っているからである。(相当な手前味噌)
いっそのこと、皆さまの反響次第で決めようかと。
ということで、ご感想をお寄せいただければ幸いである。
購入前提ではないのでご心配なく。
この色が好きとか、これはイマイチとか。是非、自由なご意見を。
当ブログから、FB、HPから、何でも。

( 皆さまと作りたい“ポレポレTシャツ” by 農園主 )

2015/10/01(Thu) 人柄通り

[写真]キノコ農家さんからいただいた白い舞茸

これ、白い舞茸である。
ビールと比べるとその大きさがわかるだろうか。
切り分けしていないものをいただいたので特別だ。
この作品は地元でも有名なキノコ農家のもの。
移住する前から面倒をみていただいているご夫婦である。
「もったいないから大きいまま持ってきたよ」いつも通りの明るい声だ。

普通の舞茸よりも肉厚なので、天ぷらにすると一層引き立つ。
塩でいただくと風味もたっぷりと堪能できた。
農園近くの農協直売所「味楽囲(みらい)」でも販売している。

( 優しく味わいのある出来栄え by 農園主 )

2015/10/02(Fri) 強風の後

君津でも昨夜遅くから明け方にかけて、強風が吹いた。
ビニールハウスの被害はなかったが、木々が揺れる音に気を揉んだ。
太陽・水・大気の恩恵を受ける農業の一面である。
東京で会社勤めのころは、地下鉄に乗ればそのまま外に出ることもなく、
オフィスに上がって行けたので、外の天候を気にすることはほとんどなかった。
その分、仕事に集中できたとも言える。
どちらがいいということはない。ただ、自然の前では謙虚になる。

[写真]ベアハウスの西空に広がる夕焼雲の様子

( 夕焼けを見上げながら by 農園主 )

2015/10/03(Sat) 勇者

ラグビーの話になる。
先日のスコットランド戦は大敗だったが、五郎丸選手のあのタックルが評価されている。
前半終了間際に魅せた間一髪のディフェンスである。
タックルの姿勢は、相手が走って来る方向に合わせるもの、と教わる。
例えば、左に走ってくれば自分の左肩と左腕で相手を止める。
そうすると、自分の頭は相手の膝裏に入ることになり、脳震盪や首の大けがが防げる。
もし、それを間違えると“逆ヘッド”となり大変危険なのだが、
首で相手を止めることになるのでディフェンス力は格段に上がる。
そう、五郎丸選手のあのタックルである。
“決死の覚悟”で選択したアタックだった。もはやディフェンスではない。

( さぁ、次の一戦へ by 農園主 )