[ポレポレ農園主のトレンドライン]

2015年10月11日〜10月17日

2015/10/11(Sun) サボれない

桜のジャージ軍団が、最終戦を迎える。
この1ヶ月でラグビーを始めようとする子供たちが日本中で一気に増えたはずだ。
テレビドラマ「スクールウォーズ」の比ではない?だろう。
当時ラグビー少年だった自分も、何やらソワソワしてしまう。
(今さら怪我をするだけだが。。。)

現代ラグビーにもし挑戦できるなら、
断然“フォワード”(スクラムを組む人達)の方が面白そうだ。
密集戦では立ったままプレーすることが主流となり、(当時はよく寝転んだままだった)
連続したサイドアタックが攻撃の軸になっている。
今回の代表チームでも、フロントローと呼ばれるスクラム最前列の3人が躍動している。
当時はとても地味なポジションで、密集の下敷きになっている間に
トライが決まっているなんてこともしばしばだったのだが、
今や体が横に大きくても、アスリートとしてボールに絡み、激しくタックルにいく。
変化は始まったばかりだ。決勝リーグへの進出は4年後の楽しみに。

( その時までに自分はどこまでゲインできているだろうか by 農園主 )

2015/10/12(Mon) 農を考える( 貿易について )

先日、TPPが大筋合意と報道された。
いちごの関税率は6%、影響を気にする生産者はいない。
逆に輸出を検討している農家の話題は耳にする。
世界的に日本の品質が優れているからだ。
一方で、主要果実の中ではぶどうの関税率が
20%(但し季節により変動)と高いので、影響が懸念されると言われる。

はて、そうなのか?
今年いただいた山梨市小牧の“巨峰”はびっくりするくらい旨かった。
いただきものだったので値段はどれほど高価だったのか定かではないのだが、
それでも来年は是非取り寄せてまた食べたいと思った。
その分、生産農家の手入れの苦労はつきないとも聞く。
値段とはそういうものなのかも知れない。
普通に作って普通の出来ならば、海外の安物と競争することになる。

( どこで勝負するかは農家が選べるのである by 農園主 ) 

2015/10/13(Tue) プロジェクトT( 予約受付開始 )

Tシャツの色の選定について、皆さまにご協力をいただいた。
それでも絞り切れない。好みは分かれるようで、ネイビーの人気が少し高かったかな。。。
従って、5色全てを作ることに。 (ネイビー、モスグリーン、エンジ、モーブ、ホワイト)
お値段は、1,500円。

[写真]ポレポレTシャツ(ネイビー)

Tシャツ屋さんではないので、売上げを狙うつもりはさらさらないのだが、
サイズのレパートリーや在庫数を増やして赤字幅をあまり大きくすることも出来ない。
ただ、来園した時に「えぇ〜っ、ないの?ほしかったのに〜」と
言われる状態になるなら本望なのだが、がっかりさせたくもない。
そこで、「取り置きしておいてほしい」という奇特な方がおられるようならば、
是非、ご予約をお受けしたいと思う。 
ご要望の方は、ホームページの お問い合わせフォーム から。 (送料ご負担で発送も可)

[写真]ポレポレTシャツの注文サイズ表

( 着てみようよ by 農園主 )

2015/10/14(Wed) 快晴なり

[写真]新葉が展開している紅ほっぺの様子

秋のいい風がハウス内を通り抜けている。
イチゴたちの新葉の展開がいい。テンポがよく。
この時期は約1週間で1枚が新しく開いていく。
9月下旬の検鏡時の確認では、花芽までに4枚の葉が内在していた。
11月に入るころには蕾が出て来る計算になる。

( もう一息 by 農園主 )

2015/10/15(Thu) 今でしょ

 育苗ハウス内の整備をしている。
夏場には大量の水やりをするので、防草シートにはポットから流出した土がたまり、
地面には凹凸が結構できる。
シートをめくってそれを均し、コケを落とし、掃除をし。。。

[写真]育苗ハウス3号の防草シートをはがして土を均したところ

 嫁さんは、どこで覚えたのか、
「育苗シーズンの終わりは、育苗シーズンの始まり、始まり」と張り切っている。
その通りだ。いざ、始めようとする時には得てして忙しいものである。
掃除から始めている時間などないことの方が多いものだ。
やれる時にやる。たとえ面倒でも、疲れていても。。。

( 仕事の基本は、やさしくない by 農園主 )

2015/10/16(Fri) 創意工夫

恒例の農業エキスポ(幕張メッセ)へ出かけた。
農業機械や工具、パックなどの資材、肥料などなど全国(海外も)のメーカーが揃う。
今や情報はネット上で溢れているものの、実物を見て触って聞きたい性質(たち)であるから、
こういう展示会は大変有難い機会である。

[写真]幕張メッセで開催された農業エキスポ会場の様子

革新的な商品が発表されるわけではないのだが、毎年少しずつ進化している。
例えば、昨年ここで購入した灌水用のノズルのメーカーは、
「何人かのお客様に言われたので、思い切って短いものも作ってみました」と言う。
従来の半分の長さになっていた。
―少し、短すぎるかも。手の届かないところにも水遣りするので。
「そうですよね。言われると何でも作っちゃいたくなるのがウチの悪いところで」
こういう具合である。
その他にも関係者以外には、誤差としか思えないような進化がたくさんある。
丸いパックに空気穴が開いたとか、イチゴの保護シートが微妙に柔らくなったとか。

( それでも現場にとっては革命なのである by 農園主 )

2015/10/17(Sat) 錆び落とし

珍しく時間が空いたので、オートバイの錆びを落として磨いた。
この2輪とは20年近くのつき合いになるが、
イチゴを作り始めてからは、なかなか乗る時間はなく、
磨く時間などは尚更ない。時々水洗いをしてやるのが精一杯だ。

[写真]ホンダ・クラブマンのエンジン&前輪部分

久し振りにワイヤーブラシでゴシゴシしていると、
なんだか懐かしく、気持ちが落ち着いてくる。不思議なものである。
仕事の段取りに少し余裕が出た結果なのだから、ご褒美かな。

( 自分自身の錆びも落ちたような by 農園主 )