[ポレポレ農園主のトレンドライン]

2015年12月20日〜12月26日

2015/12/20(Sun) いらっしゃいませ

[写真]当園ロゴマークの入ったターポリンを受付ハウス入口に掲げたところ

受付ハウスの入口にターポリンを取り付けた。
当園のロゴマークが入っている。
デザインは、菊池邑僊先生に創作していただいたものだ。

「このロゴがいいのよね」
そう言ってくださる方は大変多い。

( 自慢の「苺」である by 農園主 )

2015/12/21(Mon) 大原則

「いちご狩りは、、、いつからですか?」
お問い合わせをたくさんいただくようになった。
直売を数日前から始めたことや、
ホームページで、“12月下旬オープン予定”とお知らせしているからであろう。
我々も早く始めたいのであるが、いちご狩りは赤い果実がたっぷりなければ開けない。
それが、師匠から学んだお客様を喜ばす大原則である。

[写真]紅ほっぺの本圃ハウスの様子

( もう少し先になりそうだ by 農園主 ) 

2015/12/22(Tue) 冬至

1年でもっとも日が短い日である。
いちごのシーズンが始まり、収穫から手入れまで仕事はたっぷりあるのだが、
仕事ができる時間は短いので、毎年のことながら、てんてこ舞いになる。

冬至を過ぎれば、日長時間は確かに伸びていく。
しかし、これは当面の日暮れ時間が伸びるからであり、
実は夜が明ける時間はまだ遅くなっていく。あと20日間で4分ほど。
両者は単純にパラレルに動くものではない。これが天体の奥深いところだ。
ちなみに、今の君津市の夜明けは6時46分。これでも遅すぎる。。。
朝の収穫作業は、明るくならないといちごの赤色が見えないので、
仕事が始められない。毎朝、まだかまだか、と焦れて待っているのである。

( それでも今夜は柚子湯でのんびりしよう by 農園主 ) 

2015/12/23(Wed) プロジェクトす( 本当に?編 )

「ジャムとか作らないのですか?」
よく聞かれるご質問のひとつである。
この3年間は、いちごの販売といちご狩りで手一杯であり、
いちごを使った加工品への挑戦まで行き着く時間がなかった。
唯一、嫁さんが“ドライイチゴ”を作っているが、
これは乾燥時間が長い(14時間)ので大量生産はとてもできない。
ただ希少性もあって、人気商品ではあるのだが。

今シーズンは、新しい試みをしてみる。
“いちご酢”である。
「いちご」と「氷砂糖」と「酢」のトライアングルが、
美しい色と味覚を生み出すと聞いた。
開園前からお世話になっている船橋の「小川いちご園」では、
いちごと同様に人気商品である。その極秘レシピ?を伝授していただいた。

[写真]試作中のポレポレいちご酢

飲める酢は大変人気があり、
水で薄めてお風呂上りに飲む健康志向の方々にも好評だそうだ。
トライアングルのバランスを試行錯誤してみようと思っている。

( ここだけの話、酢の物は苦手なのだが。。。 by 農園主 )

2015/12/24(Thu) ホントの贈り物

当園にもサンタクロースがやって来た。
きらびやかなボックスの中には、疲れを癒すためのスウィーツがいくつか入っていた。
プリンとか、杏仁豆腐とか。
そして、大きな金色の靴下にはアランのためのキャベツが。

[写真]クリスマスプレゼントが入っていたカラフルなボックスと金色の靴下

「これ、クリスマス・プレゼント、アランにもね」
そう言って、やって来たのは近所に住む姉弟だ。
この2人とは開園準備のころからのつき合いになる。
当時、育苗ハウスしか建っていなかったが、
お母さんといっしょに散歩する2人にイチゴの話をしたものである。
この4年間でお姉ちゃんは中学生になり、マーチング・バンドで頑張っている。
我々へのプレゼントを2人の貴重なお小遣いで買ってくれたものだと思うと。。。

( さぁ、明日からも頑張るぞぉ by 農園主 )

2015/12/25(Fri) 可愛いじゃじゃ馬娘

“かなみひめ”が赤くなり始めた。
当園でも人気の品種である。
ジューシーで独特な香りにファンの方はとても多い。
病害虫に弱いことから栽培には手を焼くので、生産する農家は少ない。
果肉が柔らかく傷つきやすく、宅配には不向きな品種であるので、
当園では、主にいちご狩りで楽しんでいただいている。

[写真]赤く色づいた“かなみひめ”

しかし、今週末は珍しく店頭でも販売しようと考えている。
是非、直売をのぞきにご来園いただきたい。

( きっと、ファンになる by 農園主 )

2015/12/26(Sat) いちご狩り、開園へ

好天に恵まれ、順調にイチゴたちはどんどん赤くなって来た。
いよいよ29日から“いちご狩り”を始める。
12月下旬オープンのつもりだったが、思う通りには行かない。。。
それはどんな仕事でも同じかも知れないが、
兎にも角にも、辛うじて年内のスタートには間に合った。

[写真]おいCベリーのハウスの様子

「ずっと天気を気にしながら、いつかと心配していたので農家になった気分でしたよ」
そう言われるお得意様もおられる。

( 本当にお待たせ、である by 農園主 )

※ 詳しくは、HP の いちご狩りのご案内 をご覧ください。