2016年1月24日〜1月30日
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2016/1/24(Sun) スマイル
こういう笑顔が見たくて仕事をしている。
来園されたご家族から送っていただいた、兄妹のハウス内での写真である。
お兄ちゃんは大のいちご好きだそうだが、お嬢ちゃんは普段は口にしないとお聞きした。
そのためか農園に向かう途中では車酔いをしてしまい、
到着した時には、相当ご機嫌ななめ?な顔に見えた。 眠かったのかもしれないが。
それでも、いちごを食べてこのご満悦の表情になった。
「珍しいですよ、あの子がパクパクと食べて」
お父さんも興奮気味にそう言われた。
いちごシーズンが始まって1ヶ月。
ちょっと疲れが溜まってきたこともあってか、嬉しさが余計にしみた。
( ありがとう、また明日からやるぞ by 農園主 )
2016/1/25(Mon) 好きこそ
心配事とまではいかなくとも、気がかりなことなら誰でもたくさんある。
時にはそれが他人のことであったりもする。
受付ハウスの前でご来園の皆さまをお迎えしていたら、
奥の駐車場から歩いてくる懐かしい二人の顔が見えた。
「おはようございます。今年も来れましたよ、二人で」嬉しそうに彼女が言う。
―本当に。なんだか、ほっとするね。
開園した時から毎年来てくれる若い二人は当時から遠距離恋愛である。
毎回帰る時には「続いていたら、また来ますね」そんな不安げなことを言うのだが、
こちらの心配をよそにとても順調そうだ。
そして、今年もお二人の共通の趣味である写真を送ってくれた。
新調したお揃いのカメラで撮るショットは、
とても奥行きがあって、光の濃淡があって、プロ顔負けだと思う。
そのはず、二人ともいちごが大好きなのであるから。
( 心配事がひとつ消えそうだ by 農園主 )
2016/1/26(Tue) プロジェクト す( 2つの味 編 )
第二の酢で作った試作が出来上がった。
酢の物が苦手な自分が唯一気にいっている“甘酢”を使ったものだ。
仕上がりは期待通り、酢特有のツンとした香りが全くなく、とても飲みやすい。
甘味が少し強いのだが、シロップのようで好まれそうだ。
リンゴ酢を使った第一の試作は、すでにとても好評である。
試飲いただいた感想は、“キレ”があって、“リンゴ酢といちごの香りが絶妙”だそうだ。
この際、両方とも作ってみようかと。
( 甘口&キレキレ by 農園主 )
2016/1/27(Wed) アランのこと( 定期健診 編 )
彼の食欲が旺盛なのは、ご来園された方ならよくご存じだと思う。
おかげさまで腹回りは結構丸い。
先日、大先生(引退されているが、地元の酪農家で知らない人はいない獣医さん)
が来園されて、アランの様子を診ていただいた。
「大丈夫、これくらいなら調度いい。でもこれ以上はダメだよ」
特に濃厚飼料(豆類など)はほどほどにと。
そうは言っても、大豆は彼の大好物だ。 気持はよく分かる。 ビールは止められないから。。。
写真はお客様から送っていただいたもの。 とても男前に写っている。
( 少しだけ節制する? by 農園主 )
2016/1/28(Thu) 伝え方の極意
トコトコッ。 受付のカウンターまで3歳位の男の子が走り寄って来た。
いちご狩りの開園日は受付ハウス内に人が多いのだが、そこをすり抜けるように。
口の周りが赤いので、いちごを食べ終わったばかりのようだ。
当園で用意している“シャボン玉”か“アランの餌カゴ”を取りにきたのかなと
身構えていたら、
「いちご、おいしかったよ」
にっこりと恥ずかしそうにぺこりと頭を下げた。
( なるほど、意外性だ by 農園主 )
2016/1/29(Fri) 雨だって
週末の関東は、雨か雪の予報である。
先週末もそうであったが、君津では雨も降らなかった。
もっとも、降雨でも楽しめるのがハウス内でのいちご狩りでもある。
“やよいひめ”は雨の日であっても、光り輝いて皆さまをお待ちしている。
( 道中、お足元に気をつけて by 農園主 )
2016/1/30(Sat) 景気動向って?
当園のいちごハウスには、“ブルハウス”と“ベアハウス”がある。
両方とも1,000uの同じ広さである。
相場では、強気(上昇)見通しであることを“ブル”、
弱気(下げ)見通しであることを“ベア”と呼ぶ。
いちご狩りに来園された現役の相場関係者は、
その日にどっちに案内されるのかを密かに楽しみにしているようだ。
「今日はブル、ベアどっちですか?」
受付の時にそう言って、目をきらりとさせるお父さんがいたらその方面の方である。
「マイナス金利(昨日、日銀が決めた金融政策)になりましたし、やっぱりブルですよね?」
― そ、そうですかね。。。もう素人ですから、正直わかりませんが、
ただ、そこまで日銀がするかという感想ですね。
先日発表された12月の消費支出の数字は4.4%減少(前年比)でしたから、
日銀が慌てるのも無理はないのかも。
これって、衝撃的な数字なのですよ。 例えば小さな農園ではね。
おかげ様で当園はいつでもニュートラル(中立)である。
好景気もない代わりに、不景気もないようである。
いちごの果実に応じ、その日にできることを続けているからかも知れない。
そうすると、ブルもベアもなくなってしまう。
( 身の丈が一番である by 農園主 )
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